6/21

『力尽きたので、転載で勘弁してください日記』



西暦が2000とか、そんな感じを程よく越えた頃。一つの国で、非常に大きなお世話な条例が施行される事となった。後に大きな騒乱を招く条例の名は、『健康増進法』。取り敢えず手の付け易いところからといった理由で、喫煙制限が実施され始める。公共機関から喫煙室が消え、国民の移動手段たる鉄道や航空などでも、全面禁止。まるで喫煙者は人に非ずといった風諭である。

そんな風潮が蔓延した頃、ある一団が立ち上がった。名立たる執筆家が連ねる団体の名は、『愛煙党』。なんの捻りも無いどころか、ネーミングセンスの古くささえ感じさせるこの党は、納税ランキング作家部門上位者によって結成されていた。『煙草を吹かすから、良い作品が書ける』といった子供じみた主張の元、己の作品の主人公に喫煙を義務付けるといった有様。どれだけ嫌煙家に批判されようが、長年積み重ねてきた固定読者を武器に、次々と喫煙小説を発行する運びとなる。次々とドラマや映画化されていく喫煙主人公は非常に煙たいらしく、不買運動、有害指定、便乗で煙草税値上げなどと言った事態を生み出した。しかし党の作家等は臆することなく、むしろ要らんファイトを燃やし続け、「口惜しかったら煙草を吸わないで俺より面白いものを書いてみろっ!」等と大人気ないことを言う始末。

愛煙党の活躍は、一部のお父さん達を勇気付け、全国に喫煙運動が広まった。人気テレビ番組『金虎』では、己のレストランを完全喫煙室に変える為の費用を求めるパキスタン人が、千二百万円の高額投資を獲得してしまう。一見無謀とも取れる商戦略だったが、1ヶ月半程度で投資金額を回収。そのアイデアに煙好きの虎達が食らいついた。この人気番組の影響で、街では『完全喫煙店』なるものが出現し、公共の場所でタバコを吸う事の出来ない喫煙難民たちが、昼夜問わず列を成す事態を生み出した。

一方嫌煙家たちも黙っては居らず、盛り上がる喫煙運動を消滅させるための戦略を練る。基本的に大多数派である嫌煙活動家等は、街灯での演説、ビラ配り、政治家への働きかけ等を行使し、一気呵成だった喫煙家を圧し戻した。街では『完全禁煙店』が補助金を受け取り、『ウチの店は煙は一切出しません!』等と平然と言い放つ鰻屋まで出現する。この頃から、社会全体に不穏な空気が流れ出してゆく。

愛煙家と嫌煙家の相違は深まる一方であった。さらに増えつづける愛煙家団体でも、意見が食い違っていることが、混迷の度合いに拍車をかけた。嫌煙家に寄る主張は、煙草による健康被害と言った、別にそんな大層に言うほどの事出も無い意見で一致していたが、愛煙家はそうはいかなかったのである。『社会秩序を保ちつつ、己の趣味趣向を認めてもらいたい』といった温い意見から、『煙草によって与えられる啓示』と言った宗教の香りのするものまで千差万別。最盛時には、3派11流の団体がひしめき合い、誰もその全貌を把握する事が出来なかった。中には煙草税による金の流れやJS(ジャパンスモーク)への政治家の天下り等々を調べ上げ、『俺達は煙に巻かれているんだっ!』等と上手い事を言う輩まで登場。

特に愛煙家団体のテロリズムは増す一方で、夜道で無差別に喫煙を強要する『紫煙龍』なる団体を排出。代表のK・N(32)は当局に身柄を拘束された時、120銘柄の煙草を所持。なんか色んな罪で実刑判決を受けるも、テロリズムは収まる事は無かった。中には『むせる女性の顔がたまらない』と言った変態まで所属していた事は、特記さねばなるまい。

この物語は1197文字にも及ぶ舞台背景説明の中で起きた、ある一つの小さな奇跡である。相変わらずイントロなげー。










                     『ほたるのひかり』








東京の一角に存在する、五星商事。あまり場所とか企業とかに詳しくないので割愛するが、なんか商社っぽいイメージの会社で、ある一つの訓示が提示された。五星商事は長年分煙体制を取っていたのだが、社会風潮に合わせ社内完全禁煙を提唱する。頭をうな垂れ、世界の終わりのような顔をする喫煙者達。たかが煙草なのだが。だが、一人の青年が訓示に噛みついた。


青年の名は佐藤純。あだ名はシュガー(名前は変更可能です)。幼稚園児の頃、悪戯で喫煙してから現在まで脈々と、そしてモクモクと煙草を吹かすパーフェクトスモーカーである。煙草を30分に1本のペースで吸う彼にとって、完全禁煙宣言は生命の危機と同義語であった。喫煙から30分過ぎると手が震えだし、40分過ぎると目つきが狂暴になって行く。50分過ぎると暴走し始め、あとは内部電源に頼らざるを得ない。そんな彼が会社全体を巻き込んで喫煙場所確保の活動を始めるのは、むしろ必然と言えた。会社正面玄関で演説、ビラ配り、業務そっちのけで美化活動。涙ぐましい努力はやがて人の共感を呼び、次々と同士が加わって行く。煙草が吸いたい。ただそれ一心で。


そんな純とその仲間達の姿を、煙草だけに苦々しく見詰める一人の女性がいた。女性の名は入江蘭。たまたま手の届く範囲にSkyのビジュアルファンブックが在ったわけではない。彼女、入江蘭は、以前分煙室の清掃担当を命じられており、煙草どころか喫煙者全体を憎む大人気無い女性であった。五星商事の完全禁煙宣言は、彼女にとって苦痛でしかなかった雑務の終焉を意味しており、訓示が提示された晩は同僚と吐くまでDrペッパーを飲むほど悦んだ。そんな蘭にとって純の行動は、唾棄すべき事象でしかない。「そんな運動、やめなさいよ!」と純に噛みつく蘭。噛むんじゃなくて優しくした全体でしてね♪などと心中穏やかでない純は、ただ苦笑いを浮かべるだけであった。煙草だけに。


純の活動はやがて身を結び始めた。男性従業員の実に2割が参加する運動は、会社としても無視するわけには行かなくなったのである。会社敷地回りを美化清掃。そして爽やかな汗と共に排出される紫色の煙は、何故か嫌煙家に羨望の眼差しを浮かべさせるまでに到っていた。一方蘭も黙っては居らず、会社正面玄関で禁煙ガム付きビラを配り、如何に煙草が体に悪いかを訴え続けた。普段は温厚な純もこれには怒り心頭。蘭の隣りで煙草の良さを大声で張り上げ、朝から晩までヒステリックな空気を作り出していた。


そしてついに、会社内での分煙の是非を問う会議が開かれた。会社内で本当にそんな会議が開かれるかどうかは詳しくないので経緯は割愛するが、とにかく開かれちゃったのである。役員や上司の中にも愛煙家は多数存在する。分煙室復活を信じて止まない純。もし復活したら、実力とか暴力で叩き潰すつもりの、男らしい蘭。二人が見守る中、業務そっちのけで会議の様子を見守っていた。結果が掲示板とかメールとかで公開される。驚愕する純。全員一致で、分煙室の永久封印が決まった。「何故!? 何故です係長!?」と係長如きに詰め寄る純。さして権限を持つわけでもない一介の係長は、「すまん………俺もサラリーマンなんでな………」と足早に去るだけであった。


失意のまま呆然と歩き出す純。その背中を少しだけ哀れに思いながらも、蘭は一応の勝利に浸っていた。祝杯代わりに、会社の自動販売機でスイカソーダ2を貪り飲む蘭。そこで、名も無きエキストラの風聞によって、真実を知る事と成る。会社の煙草問題はいつしか、派閥争いに摩り替わっていたのだ。己の運動が、会社の汚い事情に利用されていた事を知って、愕然とする蘭。何故だか解からないまま、純の背中を追いかけていた。あの寂しそうな背中を。


ミニスカスーツで走り出した蘭は、わざとらしく雨の屋上に佇む純を発見する。蘭が力強く開けたドアの音に吃驚しながら振り返った純は、土砂降りの雨の中、寂しく微笑んだ。胸の内ポケから煙草と、愛用のライター。そして喫煙者身だしなみの携帯灰皿を取り出しながら、そっと煙草を咥え火を点そうとする純。しかし、雨の中では、煙草の煙が昇ることは無かった。

「ははっ………やっぱり雨じゃ………吸えないね……」

寂しく微笑む純。その切ない笑顔に、蘭の心は打たれた。降っている雨の事も忘れて、純に駆け寄る蘭。透けたブラウスは、一種のサービスである。

「どうして………? どうして煙草にこだわるの!?」
「僕は……煙草が吸いたいんじゃない。ううん。煙草は吸いたいけど、それだけじゃなくて……僕は、人に意見を押し付けられるのが嫌なんだ」
「………え?」
「煙草が身体に悪い。それは解かってるよ。でも僕は大人だ。煙草を吸うことを許された大人。誰にも、僕を止める権利なんか無いはず。そりゃ人に迷惑を掛けるのは良くない。そんなのは………喫煙以前の問題じゃないのかな………。僕はただ……自己責任ってなんだろう? それを問いかけてただけなんだ」

寂しそうに雨空を見上げる純。蘭は流れ出す涙を堪え切れず、がしっと純の背中に抱きついた。アメフトのラインバック並みのタックルを背中に受け、数歩たたらを踏む純。

「誰も……人に意見を押し付けちゃダメだと思う……。僕は、押し付けも、押し付けられるのも嫌なんだ」
「………馬鹿よ………貴方は………」

見えない涙を流しながら、呆然と立ち尽くす二人。そんな彼等に、暖かくて冷たい雨が降り注いでいた。


次の日から、純の活動が始まった。また最初からやりなおしの分煙室設置運動。たった一人で空き缶や吸殻を拾う純の脇に、赤面もここに極まれりといった表情の蘭が、一緒にゴミを拾い始める。不思議そうな視線を向ける純に、真っ赤な顔をした蘭が噛みついた。

「な、何よっ!」
「……どうして?」
「べ、別に………意味なんか無い……掃除するのは……悪い事じゃないから……ってゆーか、大体、ごみ拾いとタバコ問題は、関係無いでしょ!」

などと、至極ごもっともなご意見。怒りと羞恥心で真っ赤に成りながらもごみを拾う蘭を見て、純の顔に久しぶりの晴れやかな笑顔が浮かんだ。


それから会社の情勢が一変した。嫌煙派の象徴であった蘭が純と一緒に行動している事が、それぞれの団体に大きく影響したのである。『嫌煙派のジャンヌ・ダルク』『煙草嫌いの特攻天女』『地獄の断頭台のマリーアントワネット』等々異名を持つ蘭の変質は、衝撃となって会社中を駆け巡った。やがてその衝撃は大きなうねりと成り、再び分煙室設置へと動き出す。一人。また一人と美化活動に参加していく。以前は態度を変えた上司や役員も、今度は揺るがなかった。今度は会社敷地内での美化活動だけでなく、会社員の本分たる業務にまで及ぶ事と成る。喫煙派社員の業務成績向上は、会社の株価を2%押し上げる偉業を達成した。株価とかに詳しくないのでそのプロセスは割愛するが、とにかく押し上げちゃったのである。


そしてまた業務そっちのけで会議。不況の時代のおり、そんな事してる場合じゃないと気付いた社長の鶴の一声で、分煙室の復活が決まった。子供のような笑顔で、分煙室に掛け込むお父さん達。誰もが煙草を吸うためだけで無く、我先にと分煙室の清掃に従事する笑顔を見て、純と蘭は微笑んだ。

「よかったね……ううん、良くは無いけど………でも………おめでとう………」
「………うん。蘭が手伝ってくれたおかげだよ………」
「………純」

会社の中で、人目もはばからずに唇を重ねる。永遠のような一瞬が過ぎ去り、真っ赤な顔をした蘭は、純の瞳を見詰めながら……。

「………煙草臭い………♪」

と言ってはにかんだ。その笑顔を見て純は、ただ苦笑いを浮かべるだけであった。煙草だけに。







分煙体制を復活させてからの業績向上は、時流に右習えの中小企業に、少なからずの影響を与えた。後に『ファイブ・スター・スモーカー』ケースと呼ばれるこの軌跡は、別に教科書とかに記載されるようなモンでもなかったが、不況脱出のヒントとは成り得たのだ。経営者の「煙草が吸いたかったら、仕事しろ(笑)」と言った理不尽な要求にも、喫煙お父さん達は「ああ、やってやろうじゃねーか(笑)」と要らんファイトを燃やし続けた結果である。時代は己の主義主張を声高に語るのも珍しく無くなり、『ディーゼル排ガス規制運動』『リゾート建設法』『アタリショックの悲劇』等々、たいそう意味の無い議論が飛び交う事となった。そしてその先駆者たる喫煙の闘士たちは………。

「ちょっと純。 煙草はベランダで吸ってよね」
「解かってるよ、蘭」
「本当に駄目なおとうしゃんでちゅねー、たっくん♪」
「だぁ♪」

愛用の携帯灰皿を片手に、苦笑いを浮かべながらベランダに出る純。一緒に暮らし始めた蘭は相変わらず煙草嫌いだったが、節度を護る限り最低限の衝突で済んでいた。別に喫煙者を大事にしようなどと言った風潮は起こらなかったが、それでもなんとなく自己責任と言う言葉が、正しく使われ始めたのである。

「おや、佐藤さん?」
「ああ、どうも。山崎さんも煙草ですか?」
「ええ。お互い肩身が狭いですな」
「いや、まったく(笑)」
「そういえば佐藤さん。聞いてくださいよ」
「はい。どうしたんですか?」
「今月からね、煙草小遣いが上がったんですよ」
「うわ〜。それはおめでとう御座います♪」
「まあ、一日50円程度なんですけどね」
「値上げ分にもなりませんね(笑)」
「いや、まったく(笑)」
「いやいや、それでも羨ましいですよ、山崎さん」
「あ、朝倉さん? 聞いてらしたんですか?」
「ええ。おめでとうございます、山崎さん。どうです、3人で祝いに、缶ビールの回し飲みと洒落込もうじゃありませんか?」
「いいですな」
「おこぼれに与ります(笑)」

晴れやかな笑顔で、缶ビールを回し飲む3人。そして誰が何を言うでなく、煙草に火を点す。深い息と共に紫煙が肺を満たし、やがて吐き出される。同時に、子供のような笑顔。

「やっぱり、ビールの後の煙草は美味いですな」
「いや、まったく(笑)」


ささやかなコミュニケーションと共に……。今日もベランダでは、無数のほたるが光を灯す。




 END






6/15

『久々毒吐き日記』



いやもう、腹抱えて笑いましたね。今回のゲーム批評。知らない人の為にちょい捕捉すると、今回の巻頭カラー特集は『エロゲー論』。いやもう、ほんと、コラムってこーゆー事なんだなぁって思いましたよ。知識と背景をひけらかしつつも、己理論を展開する。そこには整合性とかメッセージとかあんまりなくて、「俺はこう思ってるんだ。みんなは?」みたいな。こーゆー文章書ける人たちが、本当に羨ましい。提灯持ちな記事とか批判ばっかしてる記事が、如何にダメダメか解かりますな。持ち上げる勢力引き摺り下ろす勢力、どっちもこっちも背負って、多大な影響力、みたいな。

まあでも、別にそこに笑ったわけじゃないんですよ。ゲーム批評的視点は以前からのことだし。この視点に慣れ親しむとかなり危険な気もするが、ま、それはそれ。なにが笑ったかと言うとですね。30ページ近い特集の中で……とらハのとの字も出て来やしねぇ(笑)。いや、俺だって薄々解かってはいたんですよ。俺にとって、とらハは傑作。これに匹敵する作品を上げろと言われれば……ま、結構あげられるかもしんない。でも、容易じゃないことは確かなんですよ。でもそれはひょっとして、俺や周囲の友達の感想なだけだったりして……。そんな思いが在ったのは確かです。もしかして、大多数のエロゲーマー(なんとなくヤな表現だな)にとって、とらハってのは……数ある良作ソフトの一本にしか過ぎないんじゃ? 今回測らずも実証された感じですなぁ。そりゃ、編集的に取り上げる作品の趣味趣向ってのはあるだろう。しかし、パッケージの集合写真の中にまで無いのは、如何な物か

『同級生』だの『加奈』だの『ピアキャロ』だの『KANON』が有名なのは解かる。『みずいろ』だの『君望』だのが支持されているのも、なんとなく解かる。てゆか、『みずいろ』なら俺も支持するし。しかし、痴漢ゲーの紹介のための引用画像が『脅迫』ってのはどーだ?ワンシーンしかねーぢゃねーか。『陵辱痴漢地獄』でも載せろっつーの。『秋桜』の画像すら載ってるのに(笑)。ああ、すずねぇに会いたくなったよ。甘やかされたい。それに『大悪司』VS『Pia3』が2002の天王山決戦だったとは知らなかったよ。俺的には、『Pia3』の勝ち。だって『大悪司』買って無いもん。『Pia3』も内容覚えてねーけどな

そーでなくて。とらハの話しである。改めて自覚したんだよね。ああ、とらハって、さほどメジャーじゃないのかなーなんて。そりゃオンリーイベントとか在るんだから、そこそこ知名度はあるんだろうが……。ってことは俺は……。『30過ぎ』で『運転手』で『東北人』で『エロゲーマー』で『とらハ好き』で『二次作家』………はじっこすぎだろ。希少人物には間違い無いな。こうなったらもう、手厚く保護していただきたい。朱鷺とかパンダとか保護してる場合じゃねーよ。どうせあいつら、勝手に増えるんだから。俺は勝手には増えないんだぞ。俺を保護しろ。大事にしろ。甘やかせー。せめて、月に一本エロゲーをするくらいの時間を与えたまえ。御願い奉る。

まあ、そんなこんなで。わりと世界のはじっこに居ることを自覚したんである。画像引用の許可が出なかったとか、それどころじゃねーとか、マヂで編集がとらハを知らなかったとかは別にどうでも良いのですよ。なんとなくゲーム批評編集部の鬼畜含有度の多さは気に成ったが。今回の特集記事読んで、やばげ最終回の全面改装なんて憂き目にあったけど。これからエロシーン書き直すけど。まあ、俺は俺なりに頑張りますよ。『朱』は封印。やばげ書き終わるまで。だからエロゲー業界の人。エロゲ業界人を目指す人も、頑張っていただきたい。『ユーザーは上手く騙して欲しい』。この言葉を胸に抱きながら。まあ、そんな人がここを見てるとも思えねーが


6/11

『人と言うのは同じ過ちを繰り返す生き物。問題はどう歩くつもりなのかではなく、どう歩くかなのだ日記』



「よ、kyon。相変わらずデカイなぁ〜」
「ありがとう御座います(笑)」
「褒めてねーよ」
「じゃ、今すぐ褒め称えてください。今すぐ」
「ぶっ!(傍らで会話を聞いていてコーヒーを噴き出した事務員)
「きたねーな!」
「ああ、大丈夫ですか、●●さん」
「ゲホゲホッ………だ、大丈夫です………(笑)」
「kyonが笑わせるからいけねーんだぞ!」
「俺のせいっすか(笑)」
「キーボードが……コーヒーまみれに……(笑)」
「あーあ! センセに言ってやろ」
「小学生っすか(笑)」
「そーいえば、kyonよー」
「はい?」
「お前、パソコンとかやってるらしいな」
「まあ、多少は」
「この間聞いたんだけどよ」
「はいはい」
「インターネットで、エロいの見れるって話しじゃね?」
「あー。見れますよ」
「kyonも見てんじゃねーだろーな」
「ネット始めた頃は、エテ公のように見てましたけどね。すぐ飽きちゃったス」
「エテ公って……(笑)」
「でよ、そのエロいの見て、しこったり(福島方言(?)でおなにーのこと)すんのか?」
「中学生じゃあるまいし(笑)」
「………………」
(微妙にプレッシャーを感じながら)でよ。」
「はいはい」
「しこって飛んだりすると、ボタン(おそらくキーボードのことだと思われる)がくっついて動かなくなるって話しじゃねー」
「……………………(呆)」
「どんな知識っすか(笑)」
「いや、聞いたんだけだっつーの」
「大丈夫っス」
「そうなの?」
「俺、そんなに飛ばないですから(笑)」
「あーっはっはっはっはっはっはっは♪(涙目)」


なんて悲しいカミングアウト。
運送会社の事務所なんて、こんなもん(笑)。


6/10

『悲しみの裏に隠された扉が今開く。決して開いてはいけない禁忌の扉日記』



「なー。この間思いついたんだけどよ」
「あん?」
「太った女の子好きの男は、デブ専とか言うだろ?」
「あー。ぽっちゃり系が好きなんは、プニ専とかゆーらしーぞ」
「そ、そうなのか? ………いや、話しの腰、折るなよ」
「わり。で、あによ?」
「って事は、痩せてる女好みは……」
「ガリ専か?」
「……………ま、そんな感じだな。で、幼女好きは、ロリ専って事になる」
「幼女て(笑)。だいぶエロゲーマー化が進んでるようですなぁ(笑)」
「お前と一緒にするなって」
「ほっとけ。で、なにが言いたいんだ?」
「てことは、だ。熟女好きだと……」
「熟女好きだと?」
「マダ専。マダム専門の略(爆笑)」
「え、誰が?」
「……………………………」
「お前が? まぢスカ先輩?」
「違うよ!(マジ切れ)」


こうしてまた一人。
大切な友を失った俺であった。
だって、そんなに大したネタじゃないんだもん(笑)。


6/08

『よーやく日記』


苦しみながらも、やばげの第3部が終了致しました。
待っててくれた皆様居るんでしょうかなんて文を良く見ますが、居ると信じてないとやってらんないので
大変申し訳ありませんでした。
次回で、一応、やばげ完結となります。
あとはSS(笑)。
終了企画も、目白押しです。

・アンケート(またかよ)
・座談会(またもや)
・クイズ(時間があれば)
等々。


やばげ書き終わったら、久し振りにとらハSSを書こう………。
ネタ、溜まってるんだよ(笑)。


6/01

『さて日記』


本日は目出度きことに、リンク様が1軒追加されました♪
本当にありがとう御座います♪
本来なら、メールかBBSでご挨拶すべきなのですが………。

やばげ、1行も出来てません

ので、全力で書こうと思ってます♪

なにとぞご高察下さい♪


現在、AM8:00。
前回睡眠26時間前。
最近俺の携帯の閉め方が、555に近付いてきました。
それでは皆様。
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