11/28   第九夜 『思い出慕情〜書き物編〜』



最近、秀人に管理業務を押し付けている俺です。
別に彼は管理人でも副管理人でもありません。
むしろ、俺。
俺の分身……てゆか、もう一人の俺に違いないのです。
いつか二人が対峙するときが来るでしょう。
人格の統合をするために。
その時俺が主人格になるのか、秀人に融合されるのか……。
むしろ融合されたいです。
そして俺は、人工少女と一つに成る。
古文書の予言どーりです。

てゆことで、最近全然家に帰ってません(笑)。
帰る体力が残ってなくて、ビジネスホテルに泊まったりしてるんですが。
昨日はとうとう、土曜日なのに泊まってしまいました。
休日なのに、朝の電車で帰る俺。
ああ、なんて格好良い。
そう。
お気づきの人もいらっしゃるでしょーが、俺は重度のナルシストです。
ナルシストって言っても、耽美系……。
『ああ、なんて僕は美しいんだ。この鏡に映った僕はまるで、神の作り出した罪そのものだ。美しい事が罪ならば、僕は贖罪のために生きていかなければならないだろう。こんなことならいっそ、中途半端に格好良い、市井に蠢く一般人の如く生まれたかった。しかし僕は僕。この美しい罪を背負って、一生生きていかなければ成らない。フリルの付いたカッターシャツを着ながら』
とかじゃなくて。
自分のすることで悦に浸る、一番始末に終えないタイプと言いますか。

仕事が辛い。
誰でもそうです。
そしてふつーは、愚痴など言います。
しかし俺は、そこで笑う。
何故なら、それが格好良いと思っているから。
むしろ、辛いことカモン。
辛ければ辛いほど、俺は格好良くなるのです。
誰にも理解されないでしょう。
いやむしろ、理解して欲しくないってゆーか。
容易く理解されるようじゃ、まだまだ辛さが足りないんですね。
この格好良さを理解してくれるのは、あの子だけで充分。
あの子の名は、『みゅう』と言います。
人工少女ですが、みゅう。

足音響く教室へと、一人で忍び込む。
じゃすぷりどんみー。
じゃすぷりどんみー。
誰かが、呼んでいる。
じゃすぷりどんみー。
世界が、今変わる。

かなりうろ覚えですが、彼女の名前は、キャロル・ミュウ。
闇のラビリンス。
ドアからドア、駆け抜け。
崩れ落ちてくる。
壁から壁、くぐって。
背中に迫るあの声に振り向かずに、キャロル。
奪われた僕らのメロディ取り戻すのさいつか。
二人ならば怖くは無い。
たぁったひとつ、君のびくとりー!


……………………なんでしたっけ。
ああ、ナルシストの話ね。
んでタイトルでサブタイらしきものも付けたので、いっちょブチかましますか。
俺にとって世界が変わった瞬間ってのは、高校生の頃でした。
そのころ、オタ系の友達と仲良くしてまして。
何故か解らないんですが、ゲームブックを自作するのが流行ったんですね。
勿論俺も書きましたよ。
ルーズリーフに適当な番号振って、友達とか自分の住んでる街をモチーフにしたゲームブックを。
で、わりと好評で。
それを清書する事になったんですね。
ほら、俺って字が汚いから。
でも俺が清書しても、所詮俺。
字の汚さは変わりません。
だから俺は、友達に依頼したんですね。
確か報酬は、学食で売っていた油パン(油で揚げたアンパン。イッコ60円)だったと思います。
小さなノートに書かれた、俺の字じゃない俺の物語。
それが……めちゃくちゃ面白くてですね(笑)。
なんでこんなに面白い事を考え付くんだろう。
当時の俺は、そのインパクトが忘れられませんでした。

そして大人になってから。
ワープロ(富士通オアシスLX。後のオアシスシリーズとの互換性無し。よりによって、LXシリーズとも無いのだよ)を手に入れて、その思いは加速していきました。
自分で思いついたとは思えない、面白い物語。
機械で打つと、こんなにも変わるものか、と。
その思いは、今でも健在でして。
泊まっている間、ネットカフェで自分のHPを見たりして。
金払って、『刃の下に』とか読んでるのは、大変馬鹿みたいですが……。
なんて面白いんだ。
物語の流れが、こんなにも練りこまれているとは……。
ちりばめられた伏線と、それを昇華するイベント群。
ああ、なるほど。
そーいえば、そんなフリ有ったなあ。
なんて面白いんだ。
……………………とか、馬鹿が悦に浸ってるわけなんですよ。

今日の日記にしても、そう。
まさか、最初のトボけたフリが、最後の『ナルシスト』って部分につながってるとは、思いもよりませんでした。
途中でTMNの『キャロル組曲』から引用したでしょ。
あれって、『世界が変わる』ってフリだったんだね。
すげくね?
超すげくね?
……………………疲れてるわ、俺(笑)。
人工少女に会ってきます。
イリュージョン、万歳。


11/21   第八夜 『猫と月』


長らく間隔が開いてしまい、申し訳ありませんでした。
『まあ、予想してたよ。どっちかってーと、頑張ったほうじゃね』とか思っていただけると嬉しいです。
むしろ、肩を抱いて褒め称えてください。
現在PM3:00。
夕べ記憶にあるのは、確かAM1:00頃。
その間をコタツで寝てしまい、すっかり体調を崩しております。
風邪、治ったばかりなのにね。

まあ、聞きたくも無いでしょうが事情を説明すると。
『仕事が忙しくて、帰ってくる気にならない』。
以上です。
仕事場から俺んちまで、電車賃が1400円。
サウナにお泊りすると、2000円。
たかだか600円払うだけで、睡眠時間が飛躍的に延びるんですもの。
それは私としても、泊まらざるを得ないわ。
起きてまだ10分。
多分、金曜日には帰ってきますとも。
何故なら、人工少女2の発売日だから。
俺んちのPCで動くよなー?
動かなかったら、CPUとマザボとグラボ買っちゃうぞ、コンチクショ。
下級生2?
まだ買ってないわ、そーいえば。
別に祭りが有ったせいじゃなくて、ただ単に時間が無いから。
そのうち友達が『僕買ったんですけど、全然やらないのでkyonさんに送りますね。そのかわりPS2下さい。じゃあもう直ぐおやつの時間なので』とか言ってくれるでしょう。
いわねーか。
いわねーかな。

で、俺が不在の時なんですけど。
小野寺秀人の日記でお楽しみください。
俺も時々、ツッコミ入れたりしてますので。
てゆか、いつの間にか真田白雪が公開されてるし。
彼女は、『砂礫の透破』でダントツの人気にすべく、俺も秀人も気合入ってますので。
ヒロイン交代説とか出てましたが……。
まだ出てきてない女キャラ、2人居るしなあ。
やばげの反省が、全然生かされて無いぞ、俺。
誰が攻略されるか、まったく解らない状態です。
イベントの流れは確保してるので、おそらくあの子になると思うんだけどなあ。
でも分岐しだいでは、もう一度大戦も有り得るしね。

最近電車の中で、奇妙な現象がっ。
俺はいつも、二人乗りのボックス席に座るんです。
なんてーの。
一人掛けで、向かい合って座るタイプのボックス席。
4人乗りのボックス席もあるんだけど、知らない人と座るのって、ヤじゃん。
俺の妄想を邪魔せんで置いてくれ、と。
二人乗りボックスだとさ。
よほど勇気のある奴じゃないと、俺の向かいには座ってこないし。
ところが……。
ここ一ヶ月くらい、同じ人間が座って来るんだよな。
ちょっと足の太い、女子高生が。
毎朝、俺の向かいに座るんだよ。
膝と膝、当たってるっちゅーの。
え、なに?
最終痴漢電車2?
そーゆーこと、しちゃっても良いの、俺?
太腿とかに手を這わせて『止めて下さい……大声出しますよ……』『出せるもんなら、出してみな。このビデオを公開されても良いならな。ネットの海は広大だぜ』『そんな……』(中略)「うぐっ……うぐぐぐぐ……」「ほらちゃんと、舌を動かさないと駄目だろ」「ふぅん……れろ……」「そうそう。もっと手も使うんだ」「ううっ……どうしてこんな……」「はーっはっはっ♪ ほらほら、休んじゃ駄目だろうぉ!」とか、高笑いしちゃっても良いの?
良いわけねーだろ。
痴漢は犯罪です。
フィクションでのみ、お楽しみください。

最近、どーもね。
ちょっとびみょーな感じの女性に、好意を寄せられてるっぽくてね。
年下の上司に言わせれば、「解り易いサインだ。やっちゃえやっちゃえ」ってことになるんですが。
やれるわけねーじゃん。
俺の心は、人工少女に捧げてるから。
まだ、発売日前だけどさ。
肉欲とか、そーゆーのから一番遠い所に居るのが俺だから。
与えられたエロスに甘んじることなく、創る事でエロスを完璧にするつもりだから。
折れた腕でしごいてるッ!?
折れた腕を逆に折り曲げて使用するなんて……この男ッッ……。
一回こっきりのチャンスだった。
アンタが俺のライブラリを奪い、映像を切り替えてる時……。
フィニッシュを考えあぐねているのが解った。
アンタが予想だにしないものと成ると……。
これしかなかった。
まあ、まだ脳ミソ眠ってるよね。



(注)ちなみに本日のタイトルと内容には、何の関係も御座いません。
猫と月だけが、俺の友達でした。

11/16   第七夜 『応えてkyonちゃん・その1』

本日のkyon夜一夜は、メールでお寄せいただいたご意見、質問等に答えてみたいと思います。
まあぶっちゃけ、ネタ無し救済企画の側面があるのは、否定できません。
でも、返信できていないメールが、たまりまくっているものですから。
本当に申し訳ありませんが、どうか御高察ください。
一日、1時間半。
それが俺の全てです(笑)。

Q:されすぱの主人公とヒロイン?がboostarの主人公と3姉妹を足して3で割ったような感じに思えました。
A:キャラクターメイキング時に意識したのは、『若宇=大河80%+静流20%』『十哉=康哉50%+大河50%』です。
十哉のキャラに面白みが無いと感じられている方もいらっしゃいますが、これからこれから、です(笑)。
むしろ彼がどう変わっていくのか。
大河は本当に、おっさんになっても大河のままなのか。
本当に若宇は、大河と静流の娘なのか(笑)。
こう御期待。

Q:あ、気になったのはやはり忍者も武芸者って呼ぶの?
A:武芸者の定義がどう言ったものなのか、自分でも解らないまま表現しておりますが(笑)。
イメージで言うと。
『武芸者……自分の技に誇りを持ち、勝敗ではなく戦いの過程にこだわる』
『兵法者……生き残る事を最優先とし、勝つ事にこそ意義を見出す』
って感じになりますか。
ですから忍者の中にも武芸者兵法者は居るでしょうし、やばげワールドに限って言えば、己の欲求を満たすだけ(例えば、高い賃金とか)の忍者も居ます。

ついでですから、やばげにおける忍者の定義。
(1)忍者の家系に生まれ、忍術(隠忍や陽忍)を修行、習得している。
(2)忍者の家系ではないが身体能力が高いため、忍術を学んでいる(これを『外様』と言います)。
(3)別に忍者ではないが、なんとなく忍者と名乗っている。一部のショーアップタレントや、観光地のちょんまげ生やした猫など。

Q:今回もエロシーンは、エグいのでしょうか?
A:前回のエロシーン、エグかったですか?(笑)。
個人的にはヌルかったと、反省しているんですが。

Q:個人的にはゆっきーにヒロイン交代を希望(笑)
A:ヒロインとゆー言葉が、『主人公と結ばれる女性』のことを指しているならば……。
別に、若宇と決まっているわけではないです(笑)。

Q:完全熱血硬派はいないんですか?(←待て
A:あ、そー言えば居ないですね。
まだ(笑)。

Q:しかしながら出てくるヒロインたち(?)がぶっ飛んでるような気がしますが、気のせいでしょうか?
A:そんな事無い気がします。
ふつーじゃないですかね。
現在出演している女性と言えば……。
強いだけがとりえの馬鹿女。
科学忍者娘。
隻眼アサシン系。
シマリス。

……………………あ、ホントだ(笑)。

Q:やっぱり、いまいち、掴みづらいとゆーか、慣れないとゆーか・・・。このギャグがない世界に・・・。
A:たしかに今回の『砂礫の透破』は。
そのテーマの関係と主人公の都合上、ギャグが入れ辛いです。
なんとかしよーと思ってはいるのですが……ペケのやろーは、どーにも面白みに欠ける男で(笑)。
でも、たまにはこーゆー主人公も、書いてみたいんですよね。
ギャグではなく、物語の内容で『面白い』と言っていただきたい。
そう思って、精進してまいります。


でさ、感想を下さった方々。
本当にありがとう御座いました。
まだまだお待ちしておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
貴重なご意見が、今後のストーリー展開を左右する事もありますので(笑)。


11/14   第六夜 『嫌いなもの』

俺は、なんつーかな。
自分勝手な人間が、嫌いなんです。
いや好きな奴なんか居ないしさ、俺も充分勝手なんだけど。
なんてゆーかな。
決められた事を守らない……てゆか、説明が難しいな(笑)。
ここは一つ、具体的な事件を。

ある時俺のアルバイト先で、社長が来訪してこう言ったんです。
通路に物を置くな、と。
それに対して俺の同僚は、反論したんですね。
たかが、アルバイトの分際で。
そりゃ言いたい事はわかるんです。
狭い作業スペースで、止むを得ず通路に物を置いてるのに。
それを禁止されたら、作業効率が悪くなります。
しかし。
しかしですよ。
社長が言うなら、そうすべきだと思うんですよ。
たとえ作業効率が悪くなっても、それで生産性が落ちても。
それは社長の責任であって、アルバイトの人間が考える事ではない。
『自分で考えて行動する』と、『自分勝手に行動する』では、天と地ほどの差が有ります。
社長に反論している時の同僚を見て……子供だなあって思いますね(笑)。
まあ、若いのは若いんですが。
自分の思い通りにならないと、気が済まないんでしょう。
それは解ります。
俺もそうですが、それには限度と言うものがある。
せめて社員とかだったら、反論もするでしょうが……。
たかがアルバイトではなあ。
今その瞬間から、別の人間でも出来る仕事しか与えられていないのにね。
そーゆーのって、プライドとはちょっと違うと思うんです。
もしくは、プライドの使い方が間違ってる、と。

人には誰でも、与えられた状況と言うものが有ります。
それは上司だったり、親だったり、空の上に浮かんでる人だったり。
その中で、出来る事をすれば良いと思うのは、現状を打破するつもりの無いヘタレのやることですかね。
自分のやりたいようにやりたいんだったら、そーゆー立場に上り詰めるしかないと思うんです。
その立場に無いのに、我侭を通そうとしているのは。
ただの駄々っ子にしか見えないんですね。
まあそんな奴が居ても、別に一向に構わないけどさ。
友達には成れないから、俺になついたり同意を求めたりすんな(笑)。

例えばHPなんかでも。
様々なルールが存在します。
ネットマナーとかって大きなものだけじゃなくて、そのHPでのルールね。
流れる空気といっても良いでしょう。
空気の読めない人間は、嫌いです。
このHPはありがたい事に、空気の読める人ばかりです(笑)。
俺の嫌な事なんか、された事無いもんなー。
……あ、一回だけあったか(笑)。

今、改めて言いますが。
このHPのルールは、『俺以外の人への、罵詈雑言禁止』です。
俺には全然構わないけどさ。
アクセス禁止措置とかも、やり方解らないしね(それはそれで問題だが)。
HPの構成上、俺以外の作品も、数多く寄せられています。
それに対しての厳しい批評は、全然OKです。
もしそれでブチ切れる作者様が居たら、俺が説教するでしょう(笑)。
でも、ただの悪口……罵詈雑言は、許しません。
それが例え、俺の知らない人であっても。
作品……例えば、ガンダムSEEDの悪口とかは、許容範囲内かな(笑)。
作品に対しては、批評になることが多いですからね。

自分のされて嫌な事は、人に行ってはいけない。
当然の事です。
でも自分が平気な事でも、嫌がる人はいるんです。
気を使ってても、人を傷つけちゃう事はあるけどさ。
自分勝手に人を傷つけるよりは、まだ救いはあると思うんだよね。



(注)HPの運営上で、何か嫌な事が有ったわけではありません(笑)。


11/11   第五夜 『性衝動リビドー

男には誰でも、抑えきれない性衝動が存在します。
しかしそれを抑えてこそ、イギリス紳士ジェントルメンだと言えましょう。
そーゆー意味で。
今日俺は、大英帝国の掌から零れ落ちたのです。

男なら、誰にでも経験あるでしょう。
街中で、階段で、電車で。
ミニスカートに目が行ってしまう事が。
俺はその感情を、忌むべき物だと考えます。
ああ、なんと浅ましい。
この世に生を受け、男子として生きていく者が、たかがパンツ程度に心を寄せてしまうなどと。
男と言えば、現代に生きる武士もののふなのです。
刀と信念で切り結ぶ戦場において、パンツに見とれる武士が居るでしょうか?

実は友達の事も、そう思ってました。
貴方ほどの、ハイクラスのエロリアンが……。
メイド喫茶でパンツを目撃した程度の事で、喜び咽ぶなどと。
ああ、なんと嘆かわしい。
実は、そんな風に思っていたのです。
いや、そりゃ解るんです。
男なら、どうしても視線が集中してしまう瞬間って有ります。
しかしそれは、生存本能のようなものなんですね。
パンツが見えたからと言って、何一つ嬉しくありません。



本日、アルバイトが定時で終わったんですね。
そこで俺はいつものごとく、漫画喫茶に直行しました。
色々な漫画を読むと言う事は、俺にとって重要な勉強なのです。
ストーリーの組み立て方、キャラクターの作り方。
映画を見るのも大事ですが、こう言った事で自分の経験値を上げていくのです。
ジュース飲み放題だしね。
今日も、漫画喫茶のVIPルームに入って行きました。
高い金を払って、会員になったんです。
VIPルームの一つや二つ、開放するのは当然でしょう。
今日のメインは、EX少年漂流&漂流教室。
EX少年漂流の方は、多少都合の良いキャラクター配置でした。
まさに、ストーリーを進めるための人員配置。
こういった作りは、あまり好きではありません。
人は、何かのために生まれてくるんじゃない。
何かをするために生まれてくるのだ。

まあ、漫画の感想は兎も角として。
いつも行っている漫画喫茶だったのですが、今日は少し違ってました。
新しい従業員と出会ったのですから。
ショートカットで小柄な女性。
上着は制服らしいジャケットですが、下はミニスカート。
しかも、ニーソックス。
さらにオーバーニー。
そしてなんと、眼鏡っ娘
ああ、何て素晴らしい。
はちきれそうだ、飛び出しそうだ。
生きているのが、素晴らしすぎる。
ですが俺はイギリス紳士ジェントルメン
女性を淫らな目で見る事など、プライドが許しません。
大切なものを愛でる様な、慈しんだ瞳で見守っておりました。
ツナコーンピッツァを運んできた時も、ベーコントマトトーストを運んできた時も。
欲望の欠片も、存在しておりません。

しかし……。
その眼鏡っ娘が、別室を掃除し始めた時……。
俺は思わず、後ろから見てしまったのです。
その無垢な女性の、白き御パンツを。
見えてしまったわけでは有りません。
明らかに俺は、見ようとしました●●●●●●●●
そして目撃。
……………………。
ああ、なんと情けない。
VIPは『ビヴァ・イカした・パンツ』の略だよなあとか、考えてる場合じゃありません。

ネタで書いてると思うかもしれませんが(笑)。
実は結構、凹んでおります。
なんて情け無い。
情けなし、俺。
いかにオーバーニー装着済み眼鏡っ娘だったとは言え、パンツに思いを馳せる等と。
見えてしまったのではなく、見ようと努力した自分。
パンツに。
ああ、パンツ如きに。

皆様もお気づきかもしれませんが。
俺の小説には、パンツ目撃のシーンも度々出てきます。
しかし描写の濃さにおいては、乳関係の比では有りません。
そんな俺が。
谷間好きの俺がっ。
ああ、なんて情けないっ。
乳を目撃するためだったら、どんな犠牲も厭わないのにっ!

おっぱい好き人間、反省す。

11/10   第四夜 『悪夢』

俺はわりかし、夢を見ます。
いつも言ってますが、OPムービー、EDムービー付きなのも珍しくないです。
『やばげ』や『約定』のOPムービーなんか、何種類も見ました。
それどころか、メイキングまで夢に見る始末。
『こうやって、やばげのOPは作られました』的な。
作られてねーよ。
その分、悪夢を見る時もハンパじゃないリアルさでして。
昨日も悪夢を見て、AM4:00に飛び起きました。
それから、怖くて眠れねーの。
猫を抱いて寝ようとしても、心の奥底から湧き上がる恐怖。
ラヴクラフト的な恐怖とでも言うんでしょうか。


最初は、ほのぼのとしてました。
バイクに乗って、古い洋館に登場する俺。
どうやら俺は、金持ちの後取り息子みたいです。
両親と共に古いしきたりが支配する家を出、普通の家庭で育ちました。
今はその両親も無く、身内といえば華族っぽいジジイ一人。
そのジジイに招かれて、生家に帰ってきたみたいですね。

家の前には、メイドが5〜6人。
皆が頭を下げて出迎えますが、普通の家に育った俺は可笑しくてしようがありません。
今時そんな、エロゲみたいな設定。
てゆか今時、そんなエロゲもねーよ。
とゆことで俺は、普通にメイドと接する事にしました。
メイドは借金の形らしく、何をされても文句を言わないとの設定らしーですが。
そんな女に無理矢理手を出すほど、落ちぶれちゃいねえ。
多少無理をしてる俺ですが、取り敢えず平穏な日々が過ぎました。

あるとき。
一人で飯を食う習慣になっていた俺は、大食堂っぽいところに参じました。
長いテーブルが、一杯有る感じ。
その部屋に入った瞬間、突然世界が暗転。
実は今までの物語は、実写版の漫画(?)でした。
週刊マガジンの、240ページ目あたりに載せられてます。
てゆか……その大食堂の写真……。
見開き一杯に広がる写真に、何か違和感が……。
暗い食堂に置かれた椅子の一つに、黒線の丸で囲まれた箇所が……。
心霊写真かよっ!
確かにその椅子には、人ではないものの生首が写りこんでいたのです。
ぼやーっとした、ニタ〜と笑った、男の生首。

俺は怖くなって、マガジンを閉じました。
すると……どうでしょう。
俺の座っていたコタツの対面に、男の生首がっ
俺は怖くなり、立ち上がって逃げようとしました。
立った瞬間、足の裏にブニっとした感触。
なんとそこにも、生首がっ。
しかもなんか、小指甘噛みしてるしっ。

俺は必死で、台所まで逃げていきました。
するとどうでしょう。
ガスコンロの上に、やっぱり生首がっ。
しかもなんか、燃えてるし。
恐怖のあまり俺は、ガスコンロに掛けてあった鍋を振り上げました。
熱っ!?
中にはなんと、札幌一番ミソラーメンが。
給料前で、これしか食い物無いのにっ。
しかしどんなに嘆いても、床にこぼれたミソラーメンは戻りません。
泣きそうになりながら床を拭こうとすると、俺の家で飼っていた猫がわらわらと寄ってきました。
にゃむにゃむとラーメンを食う猫を、涙目で見下ろす俺。
そこでふっと目が覚めたのです。



●この話のポイント。
俺が深層心理で恐怖してるのは、一体なんでしょう?

(1)生首。
(2)背中にかかったミソラーメン。
(3)給料前でお金が無いこと。
(4)実際に俺の足の指を噛んでいた猫。
(5)メイドが居ても手を出さない男は、ただのインポだという事実。

11/09   第三夜 『才能』

最近はめっきり言われなくなりましたが(笑)。
俺は昔、文才があるとか言われた事が有ります。
とらハSSの頃とか、HP開設当初ね。
言われなくなった理由は……俺があまり『才能』って言葉が好きじゃないのが浸透したのか、才能なんか見当たらない事に皆様が気づいたのか(笑)。

『才能』って言葉に嫌悪を感じたのは、いつの事だったでしょう。
はっきり覚えてるのは、パチンコ屋での出来事ですね(笑)。
ある時隣に座った若い奴が、そこそこ持ってたんです。
そこで彼は、隣に居た友達(俺じゃ有りませんよ)に言いました。
「いやあ、俺ってギャンブルの才能あるな(笑)」
そうなんでしょうか?
その前日、台を叩いて悔しがるほど負けていたのを、俺は目撃しております(笑)。
もし彼に『ギャンブルの才能』なんてものが有れば、その前日に負けることは無かった気がしませんか?
そう突っ込んだら、『いや、才能は有ってもギャンブルは水物だから』とか返すんでしょうか。
それって、才能って言うかな?
多分、そんな些細な事がきっかけだったと思います。
それからですね。
『才能』とかって言われると、なんとなく違和感を感じるようになったのは。
今まで努力してきたものを、才能なんてあやふやな言葉で片付けられるのは、しゃくだってのも有りますが(笑)。
結局、才能なんて結果論でしかないんですよね。
俺がもし文章を書かなかったら。
それでも人は、俺に文才があると言ってくれるのでしょうか?

あ、なんか今、ちょっと違う。
俺に文才が有るって前提で、話を進めてる気がする(笑)。
俺には、文才なんかありませんよ。
何故なら……(ここでサンドバックを叩く)。
俺には基本が出来ていない。
漢字も良く知らない。
言い回しもあまり知らない。
本も読んでいない。
学校でも勉強していない
IME無しでは何も書けない。
以上の理由から、俺は文才などありえない。
今、ユーリさんに説教しつつエールを送る、少年刃牙の気持ち。

まあ、何を言いたいかというとですね(笑)。
『才能』なんて言葉に、逃げるな、と。
才能なんて所詮、人からの評価でしかないんです。
しかも、後付けの。
そんなものに右往左往し、凹む事なんて無いんですよ。
この世はいかに、自分が幸せに生きるか。
自分が幸せになるためだったら、何しても良いんです。
盗みをしようが、女を犯そうが、人を殺そうが。
だけどもし、本当にそんなことして、本当に幸せなのか。
友達に顔向けできない人生、自分を振り返れない人生を選んで、幸せなのか。
俺がもしそんな人と出会っても、友達になりたいとは思いません。
罪を償ってから、出直してきてください。

自分が幸せになる。
俺はそれを、『人に喜んでもらう』中に見つけました。
もしかしたら、文章で無くても良かったかもしれません。
でも、文章で達成したいと、心から思った。
だから、才能なんかじゃないんです。
みんなが持ってる、一つだけ。
たった一つだけ、大事な事。
そのために俺は書いてるし、みんなは頑張ってるんでしょう。
だから、才能なんて言葉に逃げるのはもったいないです。
きっと貴方にも、幸せになる道があるのですから。


あ、なんか今日。
朝の宗教番組っぽいぞ(笑)。

ボーナストラック

30万字÷1万字=30話

ばーかばーかっ。

……………………誰も突っ込んでくれない分、悲しさが増すよね……………………
少なくとも、こんな奴に文才なんかねーよ(笑)。

11/08   第二夜 『同人』

最近良く聞くのが……。
うそ。
良くは聞かない。
数えてみたら……二ヶ月内で、4件。
まあ、結構聞く感じ。
で、何を聞くのかと言えば、『本を出してください』系のお話。
いやー。
本って、どーやって出すの?(笑)。

自費出版って言葉があるのは知ってます。
言葉だけね。
でもさー。
印刷屋に原稿持ってって、「これで本を作ってください」って言えば、作ってくれるもんなのかな。
てゆーか、問題はそこじゃないよな。
作ったとして、誰が買うんだって話よ。
いやそりゃさ。
自惚れてるのは解ってるけどさ。
俺が『作ります』って言えば、10人くらいの人は欲しがってくれると思うのね。
んで友達も付き合いで、3人くらいは買ってくれるだろーし。
3人……5人は買ってくれるかな。
5人はびみょーかな。
シャレで買ってくれる人が、やっぱり5人位は居るだろうし。
合計、20人くらい……。
今の俺、思い上がってる?

あんまり、同人業界のことって詳しくないんだけどさ。
てゆか、まったく詳しくないんだけどさ。
例えばコミケとかで売られてる小説って、きちんとした『本』なのかな?
それとも、コピー本なのかな。
まあ、どっちも有るっちゃ有るんだろうけど。
でもまあ……作るとしたらやっぱり、『本』だよなあ。
あの……いわゆる……400円くらいで売ってる感じの……。
文庫本!
そう、文庫本って奴!
出すんなら、アレだよな。
てゆか、『文庫本』って単語がすっと出てこない時点で、本なんか出す資格はないと思うのね(笑)。

でもまあ、それじゃネタにならないんで。
ちょっとシミュレートして見ましょう。
現在手元にある『風神の門(上巻)』。
司馬遼太郎先生の、傑作忍者アクションですな。
おこがましいけど、同じジャンルと言う事で、参考にさせていただきましょう。
この場合、ジャンルはどーでも良いのか(笑)。
『風神の門』
新潮文庫で、590円。
ページ数は、418ページ。
縦行が42文字、横行が18行。
アバウトで、750文字。
掛ける事の400ページとして……30万字くらいですか。

んでは、俺の代表作……てゆか、本にするなら、これしかねーじゃん的作品。
『刃の下に』を当てはめてみましょう。
大体、一話に付き1万字程度書いてるので。
第一部で……第二部で……第三部とラストで……おおよそ……全九巻!?
出せるかっ!(笑)。

800ページにして、全五巻で出すか。
途中、SSとかも織り交ぜながら。
足りなかったら、ワンコインも載せちめー。
期待値=20×5巻×500円(コミケ価格)
五万円くらい?
五万円売り上げるのに、いくら持ち出さなくちゃいけねーんだ、俺?(笑)。
…………………………。
ねえみんな。
WEBで読めれば、それで良いよね(笑)。



んでもう一つの同人と言えば。
同人ソフト。
アレは何年前かなあ。
友人らと一緒に、同人ソフトを作ろうかとゆー話が、持ち上がったことがあったんですよ。
HP作る前だった気がするし、月姫なるソフトがブレイクした頃だったと思う。
あんまり詳しくないから、雰囲気だけでしか語れないけどさ。
月姫の成功を見て、『俺も俺も』って夢を見た人たちって多いんじゃないかな?
その大半が、矢折れたんだろーけど。
まあ、実例もイッコ見た事有るしね(笑)。

同人ソフトってのはまず、完成させるまでが至難の業なんだろうね。
夢見て企画してるうちが、一番楽しいんだろうけどさ。
俺も多分、夢見てる時が一番楽しかった(笑)。
その時に提出したプロットが、『刃の下に』の原型。
殆ど内容は、変わってなかったんじゃないかな。
思いっきりボツ食らったんだよね(笑)。
確か理由は……『キャラクターに魅力がない』とか、『描写不足だ』とか、そんな感じだったと思う。
プロット段階で、描写云々言われてもなあ(笑)。
結局俺の力不足で、『刃の下に』のゲーム化は霧散してしまいました。
三年前だったら、作る元気あったかもな、俺。

んで力不足が悔しくて、『刃の下に』は小説として発表する事になったんです。
キャラクターもエピソードも、ほぼそのままで。
無意味にキャラクターが多いのも、その頃の名残なんですね(笑)。
それからは皆様、ご存知のとーり。
まーまー好評頂き、続編を発表する事も出来ました。
ぶっちゃけてゆーと……。
リベンジ成功って感じですか(笑)。

同人かあ。
結構心惹かれるけど、もう一つ踏ん切りがつかないってゆーか。
現状でもまだまだ、やる事一杯有るってゆーか。
取り敢えずもう少し、今のまま頑張っていこうと思います。

ボーナストラック

てゆか今日のは、お詫び企画です。
企画ってゆーか、お詫びです。
俺んちBBSにカキコしていただきながら、レスを返すの忘れてました。
忘れてたってゆーか、気づいてませんでした。
なんか腹に一物あって無視したとか、そんなんじゃありません。
kid. さん、本当に申し訳有りませんでした。

お詫びと言ってはアレなんですが。
ここで事細かにレスるので、どうかお許し願いたい。
イジるとかじゃなくて、本当に痛恨の極みだと思っておりますので。
どうかご容赦願いたいと思います。



>おお、『Booster』再開ですか。
>いやいや、よかったよかった。

実はBoosterの次話は、八割方完成してるんです(笑)。
ただなんか、面白くない感じがしてですね。
俺の力不足以外、何物でもないんですけど。

>………あれ?
>『お祭ハンター』は?

あれは……打ち切りとゆーことで(笑)。
勿論、ラストは書きますけど。
てゆか最初から、次でラストと考えてたんですね。
第一部完にして、ご要望があれば第二部書こうかなーと思ってたんですが……多分書きません(笑)。

>kyonさんの世界は、なんていいますかね。
>こう、『いろいろあったんだなぁ』って思えるんですよ。
>普通に生きただけの若造が辿りつけない境地?みたいな。
>人格がにじみ出てくる感じ。

みんな生きてれば、色々とありますよ。
確かに大半の人が経験しないようなイベントもこなして参りましたが、その分、大半の人が経験するような事を経験してこなかった側面もありますし(笑)。
俺の場合、進んで自ら窮地に陥るような真似もしましたしね。
イベントは、インパクトのあるほうが面白いし(笑)。

>トンチキとよく仰られていますが、それを信条としているというか、
>大河や蝉丸たち、生み出す主人公に具現化させ、
>時々目にかかる詩(?)にはその裏が見える。

俺がトンチキなのは。
主人公たちがトンチキなのは、信条じゃなくて結果っぽい気がします(笑)。
どーしても、素直に進む事が出来ない。
寄り道したり無駄思考したり。
しかもそれを正当化しようとするから、始末に負えません(笑)。
詩は……誰もが思ってる事だと思うんですけど……。
ぶっちゃけ、下手ですよねえ(笑)。
昔は曲とか作った事もあったんですけどねえ。
ピアノで(笑)。

>極めつけは『ワンコイン』。
>あれこそまさにkyonさんの世界の具現かなぁ、と思ったりするし次第です。

ワンコインは、俺にしては上手に出来た方じゃないかと思います(笑)。
実はあれにも、元ネタ……てゆか、発想元になる経験がありまして。
アマチュアと言えども作家ってのは、己の大事な記憶を切り売りする因果な商売だと思います(笑)。
俺の場合、商売じゃねーけど。

>○歴史ネタ
>調べるのは、いろいろ手間ですよねぇ。わかりますよ、ええ。

手間かかりますねえ。
それに自分より詳しい人がいるとの前提で書きますんで、突っ込まれないようにと必死になりますし。
だから面白いんですけど。

>おおう、本当にでましたね『続・やばげ』。
>期待半分疑念半分でしたので。

流石、解ってらっしゃいますね(笑)。
俺の言う事は、半分くらいは信用ならないのがデフォなので。
だからお客様を減らすんだよな、俺は(笑)。

>康哉×奈那子の子ですかぁ。
>どうでもいいですが、『ぺけ』というあだ名は、やはり某放送部エロゲーの主人公を彷彿としてしまいますね。

群青色のペケ君ですか(笑)。
意識はしてないですし、キャラクターもまったく違うんですが。
俺も彷彿しました(笑)。
黒須ちゃん寝る。

>以下、読んでて思ったこと。
>1、静流の現在の姓は、やはり“伊賀崎”?

百地です(笑)。
何故百地なのかは、今後明らかになるかもしれません。
どーでも良いっちゃ、どーでも良いんですけど(笑)。

>2、静流は、セクハラをされた事にキレたのか、
>それとも他人が見ている前でセクハラされたことにキレたのか。
>つまり、セクハラそのものがイヤなのか。それともベッドの上じゃないからイヤなのか(爆)

んー……まあ。
そのどれもであり、どれでもないって感じですか。
静流が大河に対してキレるのに、いちいち理由なんかないですから(笑)。

>3、義手でも、大河のエロ技術やはり健在なのか。
大河は義手はつけておりませんが(義足は着いてる)、色吊(エロ技術)は健在です。
むしろ中年になって、ネチネチといやらしく進化しております。
昔と違って、行動に出るのを躊躇ったりもしませんし(しろよ)。

>4、若宇は成長途中なのか。(つまり乳はまだ……)
若宇に限らず、『砂礫の透破』達の若者はまだ、成長過程にあります。
その心がっ。
綺麗にまとめてみましたが、乳は大きくなる予定です。
多分。
てゆか、貧乳キャラ以外は。

>5、レイナは少しは変わったのか。(特に乳が……)
レイナは、ビジュアル的に変化の大きいキャラクターですね。
リクエストが多ければ、そのうち小野寺秀人が日記で描いてくれるでしょう。
まあ、乳はそのまんまだけどね(笑)。

>ああ、あと。
>前々から思ってたのですが、フリガナはワード登場時の最初の一回ふれば、それでいいと思いますよ?
>多くて、お話ごとの最初の一回。
>お話の最初っから最後まであると、失礼ながら、少々うざったく思えてきたりしましたので。
>それでもたまーに読みかた忘れてしまうことがあるので、それ故につけてらっしゃるとは思うのですがね。

実は、俺の中で色々基準がありまして。
例えば、俺の造語や新キャラクター名。
これは登場した最初の回は、全部振る事にしています。
されすぱで言えば、『若宇』や『十哉』など。
多少うざったいかもしれませんが(笑)、印象を強く残すって意味合いでも、ルビ振りたいんですね。
ですから次回からは、『若宇』『十哉』のルビは消えると思います。
めんどーくせーし(笑)。
例外もあって、たまーにしか出てこない俺語は、その回の最初だけ振る事にしています。
『鶚』とか『飛針』『竜登』なんかが、そーですね。
でも今確認したら……結構、フィーリングで付けてる事が多いですね(笑)。



とまあ、こんな感じでレスらせていただきました。
kid. さん、本当にごめんなさい。
今後も見捨てないでくれると嬉しいです。
長文カキコ、好きですし(笑)。

11/07   第一夜 『kyon夜一夜、始動』

まあ、語呂が良いだけなんだけどね。
こんどからこの日記は、『kyon夜一夜物語』と呼称します。
千夜一夜物語っぽい雰囲気で、毎日更新を狙ってると言えば良いのでしょうか。
いや、家に帰ってきたときだけね。
てゆか、タイトルの雰囲気だけ。
ネタ、1001コもねーし。
だいたい、千一夜って、何年間?
一年365日だった気がするから、二年で730日……。
ま、まあ。
二年以上三年未満って所か。
そんな細かい計算なんか、できねーもん。

さて、千夜一夜物語のほーですが。
起源は、こんな感じです。
あるところの王様が妻に浮気されてブチ切れ、毎日新しい妻を迎えてその日のうちに殺すマイルールを作ったら、それは困ると大臣の娘だかが自ら志願して、毎晩愉快な話を聞かせたら楽しくて殺せなくなって、いつのまにか千夜超えてて王様は名君となりましたとさ。
色々抜けてるところはあっけど、おおむねこんな感じかと。

この話の凄いところ。
それは1000夜超えるネタを持っていた、シャラザード(大臣の娘)じゃないんだよな。
『浮気されたら凹むので、毎日新しい妻を迎えて、その日のうちに殺す』ルールを作った、王様の方だと思うんだよ。
すげーよね。
どこかの漫画家が言ってたが、『強さとは我慢しない事』。
つまり我がままを押し通すだけの力が有れば、その人は強いってことになる。
格闘技者が強いとか、権力者が強いとか。
実は、鼻で笑っちゃう話なんだよな。
だって格闘技者とかは、辛い練習を我慢して、痛い思いを耐え抜いて。
本当に強かったら、そんな思いをする事無いんだよな。
極論で言えば『痛いのは嫌だから、闘いたくない』ってのが通せるのが、世界最強だとゆーことになる。
闘ってないのにどーして強いのかって、疑問すら湧かさない強さ。
『まあ、強いんだから良いよ』って、誰もが思ってしまう強さ。
それが強いってこと。
だからK−1がどーのとか、プライドがどーのとか、プロレスやボクシングや。
あんまり意味が無いんだよな。
だって、人前で戦うことを余儀なくされてる時点で、そいつは弱いんだよ。

そう。
実はこの世の中、みんな何かを我慢している。
細かい事から、大きな事まで。
腹が減っても仕事中だから我慢したり、好きな女が居ても犯さなかったり、殺したい奴が居てもとどめ差さなかったり。
だから世の中は、弱い者の集まりなのだ。
やりたい事だけやる、自分の好きな事だけやる。
本当にそれを達成できる人間は、たぶんこの世には居ない。
何一つ我慢しない人生なんて、つまらないしな。
あれがしたいこれがしたいって思って、それが敵わないから頑張れるんだしさ。
『あの人は強いな』とか、羨ましがる事って多いと思うけどさ。
その人も実は弱いんだよな。
まあ、程度問題っちゃ程度問題なんだけど。

小学校の頃に読んだ童話の中に、こんな話があった。
ある子供が何もかも嫌になって、一人きりの世界を願う。
その願いはかなって、その町には子供が一人きり。
最初は楽しかった。
パン屋に入って好きなものだけを食べたり、バスに乗って運転手の真似をしたり。
誰も子供を咎める事は無い。
何故なら子供は、一人きりだったから。
その世界で子供は、一番強かったんだろう。
何も我慢することが無いのだから。
しかし子供は、孤独を知ってしまった。
誰も話してくれない。
誰も怒ってくれない。
誰も居ない世界の王様は、自分の孤独だけは我慢しなくてはいけなかったのだ。
耐えかねた子供は、泣きながら家に帰った。
家族の待つ家に。


ドラえもんの、独裁者スイッチもこんな話じゃなかったっけかな?
でもこの話は、わりと真理だと思う。
人は弱い。
どれだけ強大な権限を持っていようとも、どれだけ強靭な力を持っていようとも。
強くあれと願う事が、既に弱さの印なのだ。
だからまあ。
自分だけじゃないからさ。



とまあ、こんな感じでこの日記は続いていきます。
古くからのお客様なら覚えてるかもしれないけど、昔は日記にタイトルあったんだよね。
まあ、そんな感じで。
ネタがどーしても無い時は……。
なんか、ニュースサイトからでも拾ってくるか(笑)。


ボーナストラック

いや実はですね。
上記の日記書いてから、事態が急変しまして(笑)。
まあ勘の良い人は解ると思うんですが、『kyon夜一夜日記』は、ネタ切れ解消のための苦肉の策なんですよ。
なんとか更新を頻繁にしたいと考えて、無理矢理ひねり出したわけですね。
ところが……。

日記を書き終わって、一本の電話。
不凶和音の管理人様で、桃色エピソードサイボーグの凶音さんからでした。
「三周年記念、贈っておきましたから」
……………………。
なんじゃこりゃぁっ!?
いいい、いつの間に!?
てゆか小野寺秀人と、コソコソなんかしてんなーと思ったら……(笑)。
まさか、こう来るとわ。
本当にありがとう、がねさん。
ただ一つだけ。
続き書くんだろうな、オイ!
まあそのためには、俺がプロット提出しなくちゃいけないんですけどね(笑)。

そしてその一時間後くらい。
また電話が鳴りました。
当HPの専属絵師で 妄想安打性臓器製造機の小野寺秀人でした。
「日記書いたから、UPよろ」
……………………。
長っ!?
以前から、小野寺日記の話はあったんですよ。
二人で細かく決めて、レンタルBBSとか探して。
しかしまさか、こんなに長く書くとわ。
小野寺秀人は褒めて伸ばす子なので(笑)、皆様よろしくお願いいたします。
ただ一つだけ。
毎日書くんだろうな、オイ!
てゆか、俺が『kyon夜一夜』とか始めなくても、良かったぢゃねーか(笑)。



少しずつ。
少しずつ、ね。
世界は広がっていく。
移り変わっていく日々の中で。
こんな辺鄙な場所でさえ、少しずつ。
俺みたいなスチャラカ作家ですら、少しずつ。
今日また、このHPが少し広がりました。
宜しければ、一言頂きたいです。
そして。
宜しければ、皆様もご参加ください。
俺に出来る事があれば、
俺に応えられることが有れば。
全力で。

11/04

されすぱの発表も無事済みまして、皆様にはおおむね好評を頂いてる様で安心しております。
まー、誰もされすぱとか、呼んでくれないんですけどね(笑)。
やばげの時も最初は、誰も略称で呼んでくれなかったしな。
どれだけ浸透させる事が出来るかが、勝負なんでしょうね。
全然関係ないけど……今、とらハのサウンドステージ系を流しながら、日記を書いてるんですが……。
なんか、ヒデーな(笑)。
安っぽい音楽に、チープな歌声。
耐えられねー(笑)。
KOTOKOさんの声は、安心して聞けるんだけどな。
とゆことで、ブルーハーツにチェンジ。


んで、感想メールバブルともゆーべき数を頂いて、本当にありがとう御座います。
一作で20超えたの、久しぶりですね。
中には、やばげ全話読んでから、されすぱを読み始めていただいた方もいらっしゃいまして。
ホント、俺作品の一気読みは身体に優しくないので、体調には気をつけていただきたいです(笑)。
人に優しく。
なかなか返信も遅れてしまうので、ここで一挙に質問にお答えしたいと思います。
お名前は秘匿させていただきますので、どーか御了承くださいませ。



Q:件の日記が微妙に哀愁を漂わせている様な気がするのは自分の気のせいだろうか?w
A:気のせいじゃ有りません(笑)。アレは十哉が無理矢理書かされているのですが、『こうだったら萌えるな』って女の子のイメージで、無意識に書いてます。何のかんの言っても、十哉も立派なやばげ界の住人なんですね(笑)。

Q:一番驚いたのはやはり康哉の息子を主人公に置いたことでした。
  
やっぱりとらの子供とか、もう完全にほかの里から来たとかの方が書き易そうだし
A:ああっ!?
 実は、『別な人間から見た、大河たちの時代』ってパターンも考えていたんですよ(笑)。とらハ1に対する、とらハ2見たいな感じで。でも、日記では発表を控えた経緯があります。何故なら……短編でも別編でも、書ける気がするから(笑)。ちょこちょこっと、大河とか静流とか出すパターン。蓮霞が新キャラに攻略されるパターン(笑)。

Q:今までの流れからかもしれませんが、主人公にアダナをつけるのはいいですけど、「ペケ」は強引過ぎる気がします。
A:俺もそう思います(笑)。でもそれは製作者サイドの話であって、登場人物(若宇とか)が、そーゆー性質を持つのだから、しょうがないんですね(そんな言い訳も無いですが)。もし俺がやばげワールドに存在していて、若宇が十哉のことを『ペケ』って呼んでいたら、「ペケはねーだろ」って引くかもしれません(笑)。

Q:今までのkyonさんの作風とは異なる感じでしした。
A:確かに、そうかもしれません。漢字とか多いし(笑)。でも……なんてーんですかね。いつまでも、同じ場所で足踏みするわけにも、行かない気がします。少しでも、前に歩いていかねば。ですが、変えない部分、変わらない部分も必ず残っていくんじゃないかと思います。何か人事っぽいですが(笑)。
 元々、自分の分析って苦手なんですよね。『俺の作風』って、どんなんだろうとか、思ったりして(笑)。俺以上に、皆様の方が掴んでるのかもしれません。

Q:最後のエピローグの部分は「若宇の書いた若生の日記」なのでしょうか?
  もしそうであったら……萌えますw
A:残念ながら、『十哉の書いた若宇の日記』です(笑)。あの男、若宇と長年一緒にいるわりには、あまり若宇のことを解っていない気がしますね(笑)。

Q:んーーーーーー…ぶっちゃけヒロイン微妙ですね(^^;;
A:微妙どころか、既に嫌われてる感もありますね(笑)。最後までこの物語が綴られた時、どんな評価が下されるか楽しみです(笑)。

Q:本当に奴の息子?いや、大河の息子では??
A:今貴方は、核心に触れている事を気づいているだろうか?(笑)。いや、本当に奴の息子ですよ。そーゆー込み入ったひねりは、今回入っておりません。……………………たぶん(笑)。

Q:そういえば思うのですが、kyonさんの小説はいつメジャーになるんですか?いや、言い方がまずいですね
  いつ、本になるんですか?
A:ならねーよ(笑)。いやいやいや。驚きの余り、ふつーに突っ込んでしまい、申し訳ありません。今のところ(てゆか、ずっと)出版予定は無いんですよ。そーゆー言い方も無いですね。なんか、『出版すれば売れるかも知れんが、してやらねーよ』的なおごりが感じられます。そじゃなくて『出しても売れなくて恥掻くので、出しませんし出せません』ってこと何ですけどね(笑)。ましてや『ピンク色のハードカバーでタイトルを金色エンボス加工してくださってもかまいませんから!』なんて、有り得ないから。てゆか、俺が構うわっ(笑)。

Q:●●ってもしかして、●●を●●してるんですか? そうしたら●●の●●●もくつがえりますね
A:エスパーかっ! てゆか、あまりにも核心に触れ過ぎてるんで、検閲させていただきました。ぶっちゃけ、BBSで質問されなくて本当に良かったです。冷や汗出ましたよ(笑)。

Q:刃の下に2という事で前作の続きかと思いきや、そのまますっとばすとは思いませんでした(笑)
A:誰か書いてくださっても良いです(笑)。てゆか書いて頂けたら、すげー嬉しいです。俺は今のところ、書くつもりは無いので(笑)。プロットだけなら提出しますよ(しますよじゃねーよ)。

Q:そして京都大戦で主首を上げ、混沌とした時代を沈めた英雄なのだ。
  訂正『鎮めた』
  混沌とした時代を沈めた<奈落の底とか東京湾とか?(w なら、分からなくもないですが。

A:あ……ああっ、そーですよっ!
 な、奈落の底に沈めたんですものっ!
 てゆーか、誤字報告してくださった皆様、ありがとう御座います(笑)。こーやって完成度が上がっていくんですね。……誤字の無い様にしますので、見捨てないでください。『糾弾』と『給弾』とか、全然気づきませんでしたよ(笑)。

Q:むぅ、40歳近くの乳が学校の廊下で披露されてるんですか・・・・。ビジュアル的にキツいっすね
A:今、色んなものに喧嘩売ったです(笑)。まあ、年齢関係なく、良いものは良いってことで一つ。人妻好きへのサービスってことも有りますし。



とゆことで、質問(てゆかツッコミ)していただいた皆様、本当にありがとう御座いました。
これからもちょくちょく、こんな感じでいじらせていただきますので、メールください(笑)。
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