11/30 第五十九夜 『TV雑談』

されすぱへの感想、ありがとう御座います。
別に感想メールの期限とか無いので(笑)、読んで気が向いたときに送っていただければ、それが一番嬉しいのです。
いつ送っていただいても、執筆の原動力になりますので。

●いつものよりノリがいいかも
ありがとう御座います。
結婚式の描写とかは、確かにノリノリで書きましたね(笑)。
ほんとーはBOOSTERに使うつもりのネタだったんですが、あのシーンに当てはることを思いついて、本当に良かったと思います。

●……なんで姫なんですか?
1.怖いから
2.すごいから
3.前作主人公命令
4.前作ヒロイン命令
5.本人が自称している
……多分、答えは6あたりかな?

答えは5です(笑)。

●昨日の日記を読んで思ったのですが、方向転換するんですか?批判に負けずに、このまま進んで欲しいと思うんですけど。
いや、負けては居ないんですけど(笑)。
方向転換はしないですが、再構成はするつもりです。
着地地点は決まってますし、それまでの過程にも変更はありません。
ですがもう一度、全体的な流れの練り直しはしております。
具体的に言うと……第十二話予定だった回が、ボツとゆーことで(笑)。
どっか別な流れの中に挟み込もうとは思っております。


本当に感想ありがとう御座いました。
御意見、ご感想をお聞かせくださると、本当に嬉しいです。



とゆことで、こっからフリートーク。
昔、言った事あったかな?
最近TVを見なくなったのは、つまらねー芸人が増えたせいなんです。
バラエティーしか見ないのがまる解かりの発言ですが(笑)。

昔から、とんねるずが嫌いでした。
とんねるずって面白いと思ったこと無いんですよね。
若い人は記憶に無いかもしれませんが(笑)、昔『とんねるずのみなさんのおかげでした(正確なタイトルに自信なし)』って番組がありまして、俺の学友たちも、番組内のネタを模倣ったりしてました。
それを見て俺は、ものすごく冷めていたってゆーか。
とんねるずの何処が面白いか、まったく解からなかったんです。
いちおー妹がファンだったので、一緒に見てはいたんですけどね。
ダウンタウンも最初の頃は、全然面白くありませんでした。
ウンナンも。

共通するのは、『ネタは面白いが芸人が面白いわけではない』とゆーことです。
番組は面白いかもしれない。
でもそれは芸人の力じゃなくて、作家の力だとゆーことを知っていたからです(さらにゆーと、作家だけの力じゃないとゆーことは知らなかったわけですが(笑)。
だから、トーク。
トークの面白くない人は、『本物の芸人じゃない=企画の力に助けられているだけ』とゆー方程式が出来上がってしまったんですね。
ダウンタウンも、ガキ使の存在を知るまでは、ただのテンション芸人だと思ってました。

だから最近、ジャンガ×2ゆー人とか、あるあるゆー人とか出てくると、全然面白くないんです。
歌を歌う人とか紙をめくる人とか出てきただけで、チャンネルを変えます。
ラジオ聞いてるだけでも、ああこの人たちは、面白い事を考える事は出来ても、面白い事を言う事は出来ないんだなあって思っちゃうんです。
賑やかしの二線級芸人ってゆーんですか(笑)。
ま、居ないとTVって成り立たないんだろーけど、他の人でもいいんじゃないの的なクラス。
で、このクラスに人気があると聞くと、なんとなく腹立たしいんですよね。
どーせもって半年、長くても一年くらいだろ、と。
そこを乗り越えられる人間は、たとえ賑やかし担当でも、オーラが感じられます。

そんな中でも、気になる存在が居ます。
おそらく一発もので、長寿な芸人ではないでしょう。
ですが、なんか気になる。
多分俺の趣味とは、真逆の芸人。
レイザーラモンHGって人です(笑)。
正直、TV見ないから、どんな人かまったく解らない。
最初に見たのは、プロレス雑誌でしたから(笑)。

遅ればせながら、ハッスル見たんです。
HGの出てる奴。
俺、ハッスル大っ嫌いなんですが(笑)、友達が何を誤解したか、プロレス好きならこれを見ろと、録画した奴を貸してくれたんですよ。
ハッスルとプロレスって、違うモンじゃん。
プロレスはプロレスだけど、ハッスルはファイティングオペラでしょ?
でもまあ、せっかく貸してくれたんだし、インリンって人も『笑ってはいけない温泉旅行』でしか見た事無いし、週プロでハッスルのことを褒めてたしで、見てみる気になったんです。

結果。
……。
最初の方にやってた、特撮ヒーロー同士の戦い。
あれ、K−DOJOの人たちですか?
それとも登竜門Xの人たち?
ドラゲーの選手は……あんなことやってる暇無いだろうしなあ。
みちのくとはちょっと違った気がしたんだけどなあ。
ま、良い動きしてたよ。
コルバタを多用してたのはちょっと気になるけど、一般ウケは良かったみたいだしね。

狂言師とケンゾーの戦い。
……見るとこなし。
だけど、ケンゾー。
お前、あんな戦いしてて、日本から出てく時に『ほうきとでもプロレスが出来る事を証明した』とかえらそーな事言ってたんか。
坂口道場で、最初からやり直せ。

そんでまあ、HGとインリン様の戦い。
誰だ最初に、あの女を様付けで呼んだのは(笑)。
まあ、それは良い。
結果的に言うと、良い戦いだった。
HGはプロレス知ってるねー。
間合いが良かったよ。
そして何より、試合後のトークが良かった。
ふつーに喋っても面白いんじゃないかな。

で、ハッスルの問題点。
まず、高田と安生。
オマエラに期待した、UWFに青春を捧げた俺の時間を返せ(笑)。
てゆーか、高田は昔っからマイクが下手だったんだが(余計な力入りすぎ)、それを逆手に取ったキャラ作りってのは、ひょっとしたら見事かも知れない。
安生もヒクソンに道場破りで負けて、酸素欠乏症とかにかかってるのかも知れん。
でもまあ、あの二人は良し。

次にアナウンサー。
プロレスの実況するなら、技くらい覚えて来い。
無理矢理上げたテンションだけじゃ、アナウンスしてるって言わないだろ。
あ、でも、ファイティングオペラだっけか。
じゃあ、それで良し。

最後に観客。
異質な間を感じた。
プロレス会場でも、静寂の流れるシーンはある。
でもそれは、技の攻防を見つめたいと言う、ファン真理がそうさせるだけなのだ。
でもハッスルを見に行く人たちってのは……ちょっと違う感じだ。
騒ぎたいだけじゃないの?
その証拠にレスラーが煽るまでは、死んだような目つきだもんな。
それはそれで楽しみ方なんだろうが、やっぱりプロレスとは違うと感じた。
この人たちがプロレス会場に来たらヤダなぁ。


とゆーことで、久しぶりにTVみて思ったことを書きました。
別に俺の知的水準が高いとか、お笑いマニアだとか、そんなことじゃないんですよ。
ただ……大衆って人たちって居るんだろうなーって思いました。
その中に入れないから、俺は友達少ないんだろうな(笑)。

11/29 第五十八夜 『応えてkyonちゃん・そのななー』


今宵は皆様に、ギャンブル必勝法をお教えしましょう。
絶対勝てます。
麻雀、パチンコ、パチスロ、競馬。
金額は兎も角、100%勝てます。
嘘じゃないよ。
嘘だったら、訴えられても構わないくらい、自信があります。
てゆーか、負け分払っても良いよ。
ふつー、こーゆー情報って金取るんだけど、俺は取らない。
それだけ自信があるってことです(『それだけ』の部分が、上の文章と繋がってないところに、一抹の不安があるかもしれませんが、文章力と構成力の問題であり、攻略法の威力にはなんら関係がありません)。
ではそろそろお教えしましょう。

(1)メス猫を拾う。
(2)心を込めて育てる
(3)メス猫が子供を産む。
(4)その子供も、心を込めて育てる
(5)1年間育てる。
(6)職を失う。
(7)朝、猫に顔を舐められて目覚める。
(8)家を出るときに、無理矢理抱きしめて、顔を舐めさせる。
(9)指も舐めさせる。

これで手順は終了です。
この状態でギャンブルに赴くと、恐ろしいほど勝てます。
実際俺は、この方法を二日連続で使用し、一般サラリーマンの平均ボーナスくらい勝ちました。
さあ皆も明日から、実践しよう!
もし負けた場合、(2)か(4)の手順が間違っている可能性があります。
もっと心を込めて育てましょう。
ちなみに俺は三日目の朝、自分で目覚めてしまい、一般サラリーマンの平均給与くらい負けました。



哀しい記憶は忘れて、そろそろ行ってみましょう。
砂礫の透破、第10話&11話。
御読み下さった皆様、感想を下さった皆様、本当にありがとう御座いました。
まだまだ感想お待ちしておりますので、どうかよろしくお願いいたします。

●刃の下により微妙に生々しいのは主人公の実力差ですかね?
正直、世界観への深みの違いですかね(笑)。
『刃の下に』と『砂礫の透破』の世界観は同じですか、物語が進むにつれて、より深いところまで描写している感じがします。
追加設定とは違って(笑)、ディティールが細かくなっているといっても良いかもしれません。
最初からできれば、それに越したことは無いんですが……まあ、プロ作品もそんな傾向ですしね(そんな言い訳も無いですが)。

●最近の巻末日記って若宇が書いてるんですか?
えー。
ノーコメントとさせていただきます(笑)。

●あと1話で完結するのだろうか。
無理です(笑)。
題名だけ発表しているのは、そこまで製作が進んでいるとゆーことなんです。

●いつか、いつの日か海の波しぶきをバックに悠然と立つカッコいいキャラクターが出てくることを祈って。
波しぶきが似合う……番長キャラですか(笑)。
されすぱでは、ちょっと辛いかもしれないですね。
そんなシーンは出てくるかもしれませんが(笑)。

●やばげに比べて、出てくるキャラが少なくて寂しいです。。。
数が多いとコントロールできないとゆー事実を、やばげ執筆で学んだからです(笑)。
それでも結構増えてきてるんですけど。
今回も二人……まあ、一発イジリキャラですが(笑)。

●言葉に出来ない【何か】が引っ掛ってるんですが。
●ぶっちゃけ「よーわからん」って感じでした。なんだろ。ゴールにが見えないっつーか、流れがないっつーか・・・。

あえてお二方の意見を並べさせていただきました。
正直、言いたいことは一杯あるんです(笑)。
でも、作品で表現させていただきます。
あるいは座談会で(笑)。
ただお二人の御意見は、今後の構成を左右するほど響きました。


感想をお送り下さった方々、本当にありがとう御座いました。
評価を気にしない作品は、発表する価値が無い。
評価に流される作品は、執筆する意味が無い。
狭間で踏みとどまっております。

11/27 第五十七夜 『やばい……』

されすぱ、第11話、発表させていただきます。
まー。
こぼれ話がありまして。
実は……以前に書いてあった12000文字、完全廃棄(笑)。
本日19000文字書いて、UPとなりました。
いや基本的なプロットは何も変わってないんですよ。
プロットは変わってるか(笑)。
まー、読んで頂けたら、解かると思うんですが。
あるキャラの親が変更になりました。
名の無い人から、名の有る人へ(笑)。
踏み切り地点と着地地点、テーマは変わってないんで、そーゆー意味でプロットは変わってないんです。
思いついたら我慢できなくなっちゃったんだけど、コピヘとか推敲じゃ、どーにもならないレベルでして。
全部書き直したほうが解かり易い(製作的に、です)と思い、いっそのこと全部書き直してみました。
いや、久しぶりだな、こんな感覚(笑)。

とゆことで、日記のネタを探していると日付が変わっちゃうので(別に変わっても影響ないとは思うのですが)、日記もそこそこにUPさせていただきます。


PS〜Simonさん、御指摘ありがとう御座いました〜。

PS2〜SSを書いていただいたK様。メールの返信、お待ちしております(笑)。

11/25 第五十六夜 『エクステンション』

某月棒日。
とゆーかさっきなので、11月25日。
深夜。
お腹が空いたの。
しかし簡単に食せる物は無し。
パンが無かったらお米を炊けばいいじゃない的なノリで、炊飯チャレンジ。
ところが、緊急事態勃発。
大変です、姉さん。
姉さんなんかいねーけど。
なんでいねーんだろーなー?
居てもおかしくないよ、俺の人生的に。

米は有る。
新米だ。
新しく取れた米だから新米。
新米刑事って、言葉おかしくね?
新刑事でいーじゃん。
そうじゃなくて、計量カップが無い。
何故……そう。
あれは今から数ヶ月前の事(以下回想シーン)。
古い米と一緒に捨てたのだ(回想終わり)。
とゆーことで、計量カップが無い。
この状態で炊飯するのは、あまりにも危険だ。
ボーイスカウトの時、習ったような気がするんだよなー。
てゆーか、ボーイスカウトだった経験が無いよなー。
何故俺はあの時、ボーシスカウトが焼いた肉を大量に頬張っておかなかったんだろう?
そんな後悔してる場合じゃねー。

しかし俺には、もう一つ武器が合った。
いやいっぱいあるけど。
その一つに、ツッコミがある。
ああ、そうか。
だから今日、食い物無いんだ。
そう。
あれはおとついのこと(以下回想シーン)。
よく行く百円ショップで、いつものように電子レンジであっためると食えるご飯を購入。
既に顔見知りになった店員(20〜25くらいの女性)が軽いコメント。
「こーゆーごはんて、美味しいんですか?(笑)」
お愛想トークなので、こちらもお愛想ツッコミ。
「商品に自信無しかよっ!(笑)」
一瞬にして凍りつく店員の顔。
「すみません……」
ああ、それで今日、飯無いんだ(回想終わり)。
行きづらくなっちゃった。

そうじゃない。
今必要な武器は、空気の読めないツッコミじゃない。
いんたーねっと。
ビバ、IT時代。
ITは、いんふぉめーしょんてくのろじーの略なんですよね、ちよちゃん
インフォメーションってなんだ?
それは兎も角、インターネットで米の炊き方検索。
既に米は磨いだぜ。
適当な分量で。



●検索項目:『ご飯の炊き方』『水加減』

『お水をカップの1.5倍から2倍』
だから、そのカップがねーんだよ!
指で計りたいんだ、指で。
『1合(180cc)に水216cc』
tってどーやって計るんだよっ!
ペットボトルで計れねーのかよっ!
(ペットボトルを見てみる)
……………………。
mlって書いてあるじゃんかっ!
1tは、なんmlなんだよっ!
ちゃ。
これネタじゃなくて、ホントーに解んねーんだよっ!
ccってのが、立方センチメートルのことだって、今変換して解ったんだよっ!
多分、俺が小学校休んでるときに、授業でやったんだろーなー。
立方センチメートルってのは、なんとなく解る。
縦横高さを、一センチずつにすれば、1立方センチメートルってことだろ。
すなわち、1ccってことだ。
じゃあ米を……。
180コも作れねーよっ!
出来たとしても……できねーよっ!
出来たとしても、水はどーすんだよっ!
透明のプラ板買ってきて、1cmずつ計って、立方体を……。
216コも作れねーよっ!
デスティニーガンダム、フルスクラッチで作るほうが、まだ簡単だよっ!
いや、それも難しいけど。


●検索項目:『ご飯の炊き方』『水加減』『指』

『米量の10〜20%増の水を加える。新米は水分が多いので少な目の水加減で大丈夫です。逆に時期を過ぎたお米の場合は多めにしてください。ご飯の硬さは好みですので水加減を少しずつ調節してください。』
指、何処に出てきたんだよっ!
何回読んでも、出てきてねーよっ!
『水を少し注ぎ、指を開いて○を描くように回し、あまり力を入れずに手のひらを底に押しつけて研ぐ。』
へー。
研ぎ方はいーんだよっ!
ちなみに今日のタイトルの『エクステンション』ってのは、テンションが高いって意味で使ってるよっ!
本当の意味は知らねーよっ!
多分中学の時、俺が家裁で反省文書いてるときに教えてたんだろうなー。
学校ってやっぱ、行っとくべきだよなー。
てゆーか、勉強ってしとくべきだよなー。
『(少し前まで米の上に手を入れ、水の量をくるぶしの所にしたり、指の関節の所にしたものです。米の量に関係なく。)』
それだよ。
その情報が知りたかったんだよ。
てゆーか……くるぶしって何処だよっ!
足突っ込むんか?
そんな米、食いたいと思うかー?
手にくるぶしって在るの?
このコロコロしたの……くるぶし?
じゃあ指の関節……どの指のどの関節だよっ!
足……かなあ?
やっぱ足突っ込むのかなあ?
そんな南アフリカ地方テイストな米の炊き方って、アリかー?
いや、南アフリカ地方がそんな米の炊き方してるかどーか、知らんけど。
南アフリカ地方って言っても、多分広いと思うんだ。
イメージで。
しょーじき、アフリカの地図描いてみろって言われても、書けないね。
ですよねー。



多分、今日の日記読んで、哀れんだり教えてくれたりする人も出てくると思うんだー。
でももう遅い。
さっき、ピーピーピーって音がっ。
てゆーか、哀れむのはやめてくれー。
哀れだから。

11/23 第五十五夜 『ファンタジーの醍醐味』


されすぱ第十話発表させていただきます。
間隔が開いてしまって、申し訳ありません。
小説発表しない俺のサイトには、何の価値もありませんな(笑)。



ファンタジーって、なんなんだろう?
俺的な解釈だと、現実では無いもの。
中世をモチーフとした『剣と魔法の世界』も、ファンタジーではある。
テレビに流れるアニメもファンタジーなら、SFと言われるジャンルもファンタジー。
ちゃうちゃう。
SFのこと、スペースファンタジーの略語だと思ってるわけじゃないよ(笑)。
よく出来たファンタジーとは、上手く騙してくれる世界のこと。
多少いびつな世界でも、のめり込める世界。
俺にとっては、『小説を書く』とゆー行為がファンタジーである。

あまり理解できないとは思うけど。
俺とゆー人間を振り返ってみると、小説を書くということが、いかにファンタジー染みているか解る(笑)。
おそらく、このHPに遊びに来てくれるゲスト様とは、ベクトル自体がかけ離れている俺が。
今、小説を書くことの非日常性。
ギャルゲーに興じる事の異質性。

あ、今思い出した。
なんか最近、エロゲーをを買う気がなくなっちゃったんだよね。
なんかほら……。
もう三十も後半に入ろうってのにさー。
エロゲーエロゲー言ってる場合じゃねーってゆーか。
五年近くもこの世界に浸ってて、熱が冷めたってゆーか。
なにやっても一緒だってゆーか。
覚えきれないってゆーか。
あ、でも。
おっぱいスライダー2は買うと思う。

エロゲは大人のファンタジー。
プロレスもファンタジーだし、ギャンブルもファンタジー。
上手く騙してくれれば、それでいいんだよ。
経済状態とか、あんまり知りたくありませんよ。
ねえ、ねこねこさん(笑)。


子供の頃、夢があった。
俺の友達は、高いアイスをまるまる食うのが夢だったらしーが(笑)、そんなんなら俺も有るぞ。
タイミング外したんで、ここで書くけど(笑)。
まず、ソーセージ。
俺が小さい頃、あらびきソーセージって出始めだったと思う。
久保田利信(漢字は怪しい)が、TVの中で、大量のソーセージにかぶりついていた。
あれ、やってみたくてねー。
高校卒業の飲み会の時だっけかな。
友達と大量に買い込んで、茹でたり焼いたりして、食ったのよ。
夢のかなった瞬間。
現実に目覚めた瞬間。
結論……脂っこいものは、そんなに食べられない。
後に残ったのは、冷めて硬くなったソーセージ。

も一つ有ったな。
お子様ランチって、食った事ある?
俺、無いのよ。
子供の頃って、外食自体が稀だったしね。
そんな俺にも、一度だけチャンスが。
あれは近所の観光ダムに行った時の事。
母、叔父、俺と妹。
チンケなレストランで食事をしようということになり、まだ幼かった俺は、お子様ランチを頼んだ。
笑顔の母は、五目麺っぽいものを注文。
小さかった妹は、その麺を分けてもらって食っていた。
叔父はてんぷら付きのざる蕎麦(事細かく覚えいてる所に、俺の恨みの深さが見え隠れ)。
母の麺は来た。
叔父のざる蕎麦は来た。
しかしいつになっても、俺のお子様ランチは来ない。
辛抱強く待つ俺。
五目麺を分けてくれようとする母。
満腹でにこやかな妹。
キレて店を飛び出る叔父。
なんでだよ。
結局俺はお子様ランチを食えなかった。
大人になった今でも、お子様ランチを目の前にした事は無い(大人になったからこそ、だが)。
この話しを友達にしたら、『ミックス弁当のちーせーやつ』って言われた。
そうじゃない。
そうじゃないんだ。
俺は皿の上に乗った、お子様ランチを見たかっただけなんだ。
ただ、それだけなんだ。

寄り道したけど。
子供の頃、夢があった。
俺は小さい頃から達観したガキで、しかもガキだった。
自分の付いた嘘が、嘘だということ知っていた。
嘘だと相手に伝わっている事を知っていた。
だから思ったんだ。
大人になれば、嘘を上手くつけるって。
早く大人になって、上手な嘘をつきたいと。

人を騙すのは、いけないこと。
だけど、上手に騙すのは、ファンタジー。
この年になってもまだ、上手な嘘が付けないでいる。
上手に騙してくれる作品って、面白いよねー。
嘘が見え隠れしちゃうと、興ざめなんだけど。

俺は上手に嘘をつけてますか?
せめて、このサイトの中だけでも。

11/06 第五十四夜 『博打は出世の早道』


また俺がネタにされてると御思いの方もいらっしゃると思いますが。
今日は俺も、このネタで行くつもりだったんですよ、ホント。
嘘です。
さっきmixi見て思いつきました(笑)。


皆様に内緒にしてきましたが(べつに内緒にする理由も無いですが)(内緒にしてきたつもりも無いですが)、俺はギャンブラーです。
生まれたときからのギャンブラーです。
俺の身体の中には、チップが埋め込まれているからです(宇宙人にインプラントされたわけでは在りません)。
おかあちゃんの中から出てきた瞬間、産婦人科の先生の手を握って『……せんせいよぉ……サマ(いかさまのこと)は拙いんじゃあないですかい?』って言いましたし、初めて彼女と泊まった時は『ベット・オンっ!』って言いました(あめりかんじょーく)。
そこら辺のにわかギャンブラーと一緒にしないで頂きたい。
俺んちのおじさんは、ポーカー賭博で捕まった事があります(駄目だろ)。

俺の輝かしいギャンブル人生は、幼稚園の時に幕が上がりました。
上映される舞台の名は、賭博。
ジェノサイドる部隊の名は、誤爆。
知恵の輪解けないのは、薄弱。
最近の俺の台詞は、韻を踏んでいます。
何故なら俺は、生まれ付いてのラッパーだからです。
母親と叔母と叔父が大層の麻雀好きで、面子が足りないとの理由から教え込まれたのです。
最初に教えられた役は、国士無双。
19字牌だけ集めればよいと言われて、そのとーりにしてました。
今思えば家族たちは、全自動ツモ切りマシーンが欲しかっただけなのでしょう。
ただ座って、ツモを切るだけの人。
勿論、人の言う事を聞いて育つような俺ではありませんでした。
数年間、小遣いやお年玉を搾取され続け(ひでえ)、ついに開眼。
小学校前半では、全ての役と点数計算を覚え、家族を東場で全て飛ばすという高雀力。
熱くなった叔父の財布から、その場で5000円抜いて、すべて量産型ザクに代えるとゆー高等テクニックも身につけた頃です。
中学校の時には本棚に麻雀指南書が並び、クラスメイトの男子に紙で出来た麻雀牌で、麻雀教室を開いたりもしました。
注意しに来た教師を口で言いくるめ、3回連続でハコテンにしたこともあります。
余談ですが、そのころ俺の弟子だった一人の男性は、成人後、ギャンブルで実家を現金に換えたと聞きました。
俺のせいじゃ有りませんよね?

高校に入ると、チラホラと麻雀を知っている人間と出会います。
俺は陸上の特待生で入学していたのですが、部活そっちのけで、ギャンブルしてました。
特に二年生の時などは、3年の先輩をカモにしていて、部活をサボっても何も言われなかったのも、良い思い出です(俺と顔を合わすと負け金を請求されるので、サボリを注意したくとも出来なかったと思われる。俺はそんな小銭に興味は無かったので、かえって好都合だった)。
高校の思い出は、バイトと麻雀とSEXの中にしかありません。
脱衣麻雀とかも、リアルにやりましたしね。

高校を卒業して、自衛隊に入隊した時、人生に転機が訪れました。
先輩たちから、パチスロなるものを教えられてしまったのです。
それまで常勝だった俺のギャンブル人生が、音を立てて崩れていきました。
まさに賭博黙示録。
それまで感覚で買っていたギャンブルに、理論と期待値を導入。
常敗まで一ヶ月かからなかったと思います。
少しでもギャンブルを齧った事のある人間なら解ると思いますが、人は負けると理由を他に求めます。
店が悪い、設定が悪い、時間が悪い、理論が悪い。
腕が悪いわけじゃ在りません。
賭博も他の事と同じく、費やした時間の分だけ、テクニックは上がって行きます。
じゃあ何が悪いか?
ギャンブルにのめり込む自分が悪いのです。

ギャンブルはコミュニケーションツールとしては、最高のものです。
これだけは、文字もインターネットもSEXも敵いません。
会話以上の会話が生まれる。
実は、会話しているのは、相手じゃなくて自分とだったりするんですけど。
それがギャンブルです。
ギャルゲーとギャンブル。
小説とギャンブル。
一見異なるものに思えるかもしれませんが、双方を良く知ると、さらに深く理解できる事もありますか?

ちなみに俺の麻雀論は、『12牌で手役を作る』です。
手の内には必ず一枚だけ、安牌を残しておくのです。
例えば『北』とか『西』とか、誰も見向きもしないよーな、地味な字牌を。
チートイツとか地獄単騎とかに振り込んだ瞬間のインパクトは、ハンパじゃありませんが。
国士になんか振り込んだ日にゃあ、『……牌が……光って見えるぅ……』とか『……ヒロポンくれよ、ヒロポン……』とか呟いたりもします。

ギャンブル。
これを知っていると知らないとでは、人生の楽しみが大きく違います。
オーラス。
トップを取らなければ、明日からのごはんが食べられない。
点差は4800点。
13・26をツモれば良い。
簡単だ。
ピンフにタンヤオつけて、ドライチをツモれば良いだけの話。
そんな時、対面のトップ目から、ダブリーの声。
これでさらにハードルが下がる。
こーなったら、7・13ツモでトップだ(リー棒が出ているため)。
だが……手の内には、8種類のヤオチュー牌。
国士なんかは要らない。
要らないのは解っている。
だが……俺の手は、とんでもない牌に伸びた。
第一打、ドラ切り。
これがギャンブル。


頼まれもしないのに、自ら死線を彷徨う。


チャンタでいーじゃんは、突っ込まない方向で。
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