あ、さて
HPスペースの整理してたらJUNKのレビューが出てきました。
結構面白いので、もう一本くらい書いて見ようかと思い、SSのことは爽やかに忘れて早速行ってみましょう。
前回同様、ネタバレとツッコミしかないので、その手のが嫌いな人は読まないで欲しい気持ちでいっぱいです。ちなみに、検索するとまともなレビューが結構出てきます。

 今回レビュるのは

さくや妖怪伝

 ワーナー・ホーム・ビデオさんが出したらしいです。しかも、スタッフはあのガメrチームだとか。
なんてことしやがんだ!>ガメrチーム。
DVD買っちまったじゃねーか!
しかも初めて買ったDVDだよ!
多分今なら、ワゴンセールで500円くらいで売ってるでしょう。
俺は欲しくないけど。




 そんなことはともかく、さっそくレビュってみましょう。
時は宝永四年です。
そんなこと言われても、解りません。
西暦で言って下さい。
もしくは昭和で。

 ま、そんで、神様の山に、いきなり隕石らしきものが落ちてきます。
誰が落としたのか定かではないですが、多分最後まで説明は無いでしょう(当り)。
ほしたら隕石、社みたいなものを壊してしまい、魑魅魍魎が放たれてしまいます。
ま、そうだよな。
大抵封印が破られて出てくるよな。

 妖怪退治の為に立ちあがった男が居ました。
せがた三四郎榊【さかき】なんちゃら君です。
散切り頭を振り乱して、妖刀村正で妖怪退治。
ああ、俺好み♪
この、妖刀村正。
デフォでソウルイーターらしく、使うたびに寿命が減ってしまうんだそーです。
銘のある刀も大変だね♪
後から後から設定付け足されてさ。

 そんでせがた三四郎榊君。
出てきて10分未満で、カッパごときに殺されてしまいます。
非常に心残りな死に方
そこで登場。
我らの榊さくやちゃんです♪
ぶっちゃけ、彼女のビジュアルだけで、このDVDを買いました。
退魔装束に日本刀。
ポニーテイルとすっきりとした顔立ち。
買うしかねーだろ?

 ところが………ところがデスよ。
CVは陸月里緒さまにお願いすべきでした(実写だよ)。
もう、最初っから台詞がヘナヘナ〜って。
泣きそう。

 ま、涙を拭って続きを見ると、親父を殺した大ガッパを一刀両断。
つえぇ。
ま、親父の寿命が残ってなかったから、しゃーねーっちゃしゃーねーですが。
むしろ、あの状態の親父を戦わせる娘の心に、住んでいる鬼を感じました。

 大ガッパが倒れたあとに、子供のカッパが見付かります。
生意気に伏線なんぞ張ってきやがりました。
殺さずに、「このこはわたしが育てます」とかいって、引き取る決意のさくやちゃん。
未婚の母です。
後にこの子カッパを助けたことが、大きな意味を持つことに成ります。
ま、ならなきゃお話になりませんが。


 この子カッパ。
太郎とかって、お座成りな名前で育てられてます。
なんか大物政治家曰く「人とあまり変わりない」とかって評価ですが、人の頭に皿など付いてません。
さすが大霊界を見る男は違う。

 そんでまあ、さくやちゃん。
ラスボスまでRPG。
お殿様に命じられて、伊賀甲賀の忍者がお供。
「陰ながら」とか言いつつも、おもいっきし消えた現れたりしてます。
目立ちすぎ。
忍者好きとしては、なんだかなぁです。

 このさくやちゃん。
道中男の恰好してるらしいんですが……あんなに可愛かったら、両方からハァハァされちゃいます。
それにしても……さくやちゃん……しゃべんなきゃ可愛いのに………………。
CVは是非(シツコイ)

 旅の途中で、妖怪退治の以来が舞いこみます。
八王子だとか。
………?
富士山に行くっていわなかったっけ?
次の目的地は、箱根って言ってた気が……………?
スタート地点、どこだ?
トラック運転手並みの理不尽な行程で、怪しげなあばら家に辿りつきます。
怪しげな家。
先に来ていた、怪しげな人形作り師。
怪しげなババァの怪しげな行動。
解り易過ぎます。


 で、ですね。
ぶっちゃけ、ここまでは結構面白いと思ってたんです。
ええ、ここまでは
面白いってゆーか、まあ、まだ見られるって感じで。
怪しげな人形作り師が、秘薬で生きた娘を人形に変えるって場面も許せます。
多分、出身は人形の館
霧の立ち込む森の奥深く。

 その人形作り、さくやちゃんを人形にしようとします。
是非とも譲って欲しい。
100万くらいなら、マヂで買います。
50年ローンくらいで。
さくやタン、ハァハァ

 話しが逸れましたが、その人形作り師。
さくやちゃんを人形にする前に、齧られちゃいます。
ババァに。
このババァ。
怪猫らしいんですが………徐々に変身して行くんですよね。
変身過程で、ババァ猫耳とゆー、非常にマニアック
しかも、その猫耳。
東急ハンズ(行った事ないけど)で買ったんじゃねーのってくらいにプリチー

 ま、そんで完全変身。
ところが………ところがデスよ。
その変身した姿ってのが
非常にプリチー♪
にゃ〜んって感じ。

 この時点で、一気に見る気が無くなりましたね。
きびしか〜。
四谷怪談とかが、ションベンちびるほど怖かった少年時代のトラウマを抱える俺としては………。
きびしか〜。
もう、耳から肉球までプリチー
いかにさくやちゃんが、真面目な顔して村正構えても、じぇんじぇんダメダメです。
クリーチャー作った奴、出て来いって感じですな。

 さらにこのイベント。
怪猫倒した時点で、人形作りの持ってた生き人形が元に戻りますが、何の説明も有りません。
人形作りも、偶然この家に来たはずなのに………………。
俺の好意的脳内変換能力にも、限界があるっつーの。

 人間に戻れた娘達に見守られながら、さくちゃちゃんパーティーは次の目的地へ。
旅の途中、道祖神に花を捧げて行きますが、何でこんなことしてんのか、全く説明がありません
もしかしたらDVD特別版で語られているのかもしれませんが、そんなあこぎな商売嫌いです
宮崎何某っぽい、妖怪の宴会も嫌い。

 何だかんだで季節も移ろい、いつのまにか忍者も合流してま……………。
いい加減にしろや!
その間に有った物語が、ごっそり削除されております。
そのSSでも書けというのでしょうか?
お断りです。

 んで、目的地も解らずに(見てるほうがね)、川を渡る段階になって、子カッパが泳げない事が解ります。
はっはっは。♪ これはおかしい♪ カッパなのに泳げないとわ♪
忍者に馬鹿にされ、嵐の中泳ごうとするカッパ君。
いきなり雷に打たれ、爆発しちゃいます。
はっはっは♪ これはおかしい♪ カッパなのに、体内に爆発物を貯蓄しているとわ♪
………………多分、映画館で見たら、観客の何人かは笑っていたんでしょうね。
俺はそこまで人が良くないので、笑いません
最初の頃のおどろおどろしい雰囲気をかもしだそうとしていた努力はどこにいったのでしょう?
初志貫徹って難しいね♪


 意味不明どころか、無い方が良い数々のエピソードを経て、最終ステージへ。
富士山の麓だそーですが、八王子経由で行った方が早いよ♪
そんな何年も掛からないから♪

 まずは雑魚戦。
今思い越せば、金の掛かっていなそうなクリーチャー侍との戦闘が、一番恰好良かったですな。
特に、名も無き騎馬侍との3対1ハンディキャップマッチ。
騎馬侍の持ってた、飛燕十字の槍が恰好良かったです。

 人間が亡霊に雇われたり、ポニーテイルが解けて大変な事に成ったりと、色々有りました。
ハアハアする、さくやタンにハァハァ
ここで、さくやちゃんが子カッパを助けた意味が、やっと解りました。
なんと自分が死んだら、次の使い手にするらしいです。
弟に似ているとか言ってたくせに………
何て計算高いのでしょう。
だけど………さくやちゃんの独白が、悲しい宿命を伝えてくれます。
退魔に生きる、夜の一族
……………………どっかで聞いた事有るぞ?
最強生命体だな。


 なんのかんのと、ようやくラスボス戦。
カッパ君、ラスボスである妖怪の姫に操られて、さくやちゃんを裏切る事を誓います。
しかし………この姫………松坂慶子様じゃねーの?
思い出してみると、芸能に疎い俺ですら知ってる人が沢山出てきてます。
メンバーだけはやたらと豪華な作品だ。
有名人を集めても、良いものが出来るとは限らない。
歴史が証明しているのに、繰り返すのは何故なのでしょう?

 妖怪の姫に操られた(マインドコントロール)、カッパ君。
せいぜい刀を奪うくらいだと思ったら、さくやちゃんを背中からぷっちん
推定で、10cmくらい刺さってます。

 ここぞとばかりに、巨大化する姫さま
巨神兵なみのビジュアルで、逃げ惑う三人を追いかけます。
巨大ロボの出番です
てゆーか、仕事は選ぼうよ>松坂慶子さま

 良く解らない合体攻撃で、何の役にも立たないまま忍者自爆
どっちも名の有る忍者の1忍なのに。
忍者が勝手に自爆したことに腹を立てたのか、さくやちゃんパワーアップ
自分の30倍くらいの腕を切り落とします。
激怒した姫は、光線で反撃。
怪獣映画だったんですね、これ。
1:30くらい見て、よーやく解りました。

 ド派手に吹き飛ぶ瓦礫の中、カッパ君が反省して戻ってきます。
泳げないはずのカッパ君が、川を渡って。
そんな大した事でもないので、感動なんぞしません。
それよりも姫の光線を、頭の皿で弾き返した事のほうが笑えました。

 カッパ君、アーサー王のごとき演出で、村正を引き抜いて立ちあがりました。
松坂慶子様の御綺麗な顔に、突き立てちゃってます。
許すまじ!
ま、そんな位で死んでは、生き馬の目を抜く芸能界で生き残れません。
しぶとい松坂慶子様に止めを差すのは、やはりさくやちゃんでした。
光線でも撃ってくれたら、このレビューのオチも楽だなーと思ってたら、それを超える大奥義
描写したくもありません
派手に吹き飛ばせば全てOK!って姿勢は、アメリカ大好きの俺にはこたえられませんが





 書き掛けのSSもなんもほっぽって、再び見直してレビューまで書いたこの作品。
途中で何度止めようと思ったことか。
さくやちゃんどころか、俺の大好きポニーテイル退魔剣士を生み出した、尊敬する先生すら恨んでしまいそうなこの作品。
2〜300円と2:00くらいの余裕が有ったら、見てみるのも良いかもしれません。
忍耐力が鍛えられますよ♪

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